PHP新書<br> 日本の政治報道はなぜ「嘘八百」なのか

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日本の政治報道はなぜ「嘘八百」なのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569835587
  • NDC分類 070.14
  • Cコード C0231

出版社内容情報

「いま、そこにある危機」をなぜ報じない? 「二重国籍」を黙認する理由は? 本当に「生前退位」でいいのか? マスコミの嘘を暴く。

潮匡人[ウシオマサト]
評論家、東海大学海洋学部非常勤講師

内容説明

アメリカ合衆国大統領選挙期間中にトランプ候補に「暴言王」のレッテルを貼り、「クリントン優勢」と言い続けた日本の左派マスコミと文化人。結果が出ると、自らの不明を恥じることもなく、「驚くべき番狂わせ」「土壇場の大逆転」などと報じた。一事が万事。朝鮮半島情勢、尖閣危機、沖縄基地問題などでもピント外れの解説を繰り返す。それどころか、事実すら報じようとしない。内政の問題でも、相変わらず野党に甘く、与党に厳しいが、双方の誤りと矛盾について批判する知識と度胸がない。いったい、なぜなのか。気鋭の論客が、マスコミの政治報道の嘘を暴き、実態を読み解く。

目次

序章 トランプ政権誕生で「戦後」が終わる
第1章 報道されない「いま、そこにある危機」
第2章 そして政府もマスコミも信じられなくなった
第3章 なぜ中国の言い分を垂れ流すのか
第4章 「尖閣危機」より「リオ五輪」でいいのか
第5章 マスコミが伝えない北方領土の真実
第6章 そして中国がほくそ笑む
第7章 野党と自分に甘く、与党には厳しい
第8章 なぜ「二重国籍」を黙認するのか
終章 本当に「生前退位」でいいのか

著者等紹介

潮匡人[ウシオマサト]
昭和35年生まれ。早稲田大学法学部卒業。旧防衛庁・航空自衛隊に入隊。航空教育隊区隊長、第304飛行隊付幹部、大学院研修(早大法学研究科博士前期課程修了)、航空総隊司令部幕僚、長官官房勤務等を経て3等空佐で退官。財団顧問、シンクタンク研究員、クレスト社副編集長、聖学院大学専任講師、防衛庁広報誌編集長、帝京大学准教授、拓殖大学客員教授等を歴任。公益財団法人「国家基本問題研究所」客員研究員。NPO法人「岡崎研究所」特別研究員。東海大学海洋学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keiトモニ

36
昨年8月5日から9日迄中国公船等の領海侵入数を7→1→15→24→25と列記。今やそれ以上じゃないか。こういう馴れがいけないのだ。マスコミも国家危機との意識皆無だ。モリ・カケ・豊田狂声・山尾色狂など報道している場合じゃないだろ。違うだろぉぉぉっ!!と。“陸上自衛隊の慎重論を押し切り危険度の高い南スーダンへのPKO派遣を強行したのは当時の民主党”☜あちゃ、そうなの。野党と自分に甘く与党には厳しい護憲派メディアは報道しないね。成程生前退位でなく譲位と呼ぶべきなのか。産経新聞は昨年10月に、今後譲位とする表明。2017/09/20

ゆきこ

18
事実をきちんと公表しない日本政府、報道しないマスコミに対する批判等が論じられています。概ね軍事的な内容であり、知らなかったことが多くて勉強になりました。マスコミに対する批判は私自身も常日頃感じていますが、日本政府の態度に対する批判については軍事等の関係者でないと思い至らないような批判もあり、読んでいて「なるほど」と思わされました。2018/04/11

かず

11
元航空自衛隊3等空佐である著者が、得意の安全保障論を通じてマスコミ報道の偏向ぶりを説いた本・・・なのだろう。「だろう」とした理由は、全9章立ての本著であるが、第1章を読んだ時点で「もういいや」と投げ出したため。そこでは、北朝鮮のミサイル問題への報道姿勢を問うのだが、正直、こちらにはそれが公正な情報なのか検証しようがないので、鵜呑みにするにはどうも危なっかしい。著者の他の本のレビューを見てみたところ、右寄り過ぎて公平な視点ではないとの由。もっとシンプルなマスコミ批判と建設的意見を読みたかったです。2017/09/02

なななな

3
正直、個々の話には違和感を感じる部分も多く、沖縄や憲法に関しては先によんだ木村草太さんの本に納得しています。ただ、平和ボケしているのではないか?メディアの取り上げ方は偏っていないか?と姿勢を問うている部分は理解できます。2017/02/21

Eddie

2
政治報道というよりも自衛隊や防衛相関連についての報道についての批判が大半で、流し読みになってしまった。 著者の主観が強すぎてちょっとくどかった。2018/09/14

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