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出版社内容情報
離婚後にわが子と会えなくなり、孤独感にうちひしがれる父親たち――。自らも当事者になったノンフィクション作家が描き出す人間ドラマ。
西牟田靖[ニシムタヤスシ]
ノンフィクション作家
内容説明
彼らはなぜ子どもに会えなくなったのか?年間20万組超が離婚する現代―。ある日、子どもたちと会えなくなってしまった父親が急増している。彼らが歩むそれぞれの人生を、自身も当事者であるライターが描く。
目次
ケ・セラ・セラ―二十数年来の不通 末期ガンの宣告と娘たちとの再会
再々婚でも―3度の結婚と4人の子ども。エリート会社員の半生
留置場に入れられる―不倫と不信感 心を病んだ妻とのすれ違い
官僚妻のネグレクト―子育てに興味を持てない母親とDV防止法の問題点
別れさせ屋の入れ知恵―どうにか面会を勝ち取るもDV加害者にされる
反撃のガサ入れ―義父母の家に帰省し、そのまま戻らなかった妻と子どもたち
どつき、どつき回されて生きてきた―熱血コリアン男性が捨てたプライド、取り戻した愛
支援組織の“善意”―DVシェルターの誤解?であわや家庭崩壊
訴えて、突撃する―子どもに会うために小学校へ押しかける父親
徒歩圏内の拒絶―実家から離れられない妻、子どもとの悲しき別離
元妻の逆襲―子を“連れ去った”不倫妻が法に守られる理由
子だくさんの末の破局―7人の子どもをもうけるも、生活にいきづまる
自衛隊員と異国の嫁―孫を母国で育てたがる義母との綱引き
奮闘する理由―同じ境遇に苦悩する親たちのために
気づいた男―暴力支配、妻子の失踪、殺意の果てに行き着いた場所
宗教とXデー―義姉と新興宗教。翻弄される娘の真意
妻が殴る理由―すさまじい暴力に悩み続けた誠実な夫、支える両親
息子の帰宅―父親を選び、家出した少年が司法に問いかけるもの
著者等紹介
西牟田靖[ニシムタヤスシ]
ノンフィクション作家。1970年大阪府生まれ。神戸学院大学卒業。等身大のニュートラルな視点を持ち味に、「歴史と記憶」「国境と国家」「家族」といったテーマに真摯に向き合っている。旧日本領のその後を訪ね歩いた『僕の見た「大日本帝国」』が2005年度の新潮ドキュメント賞候補作となる。2014年の離婚をきっかけに親権問題、虚偽DV、“逆DV”、シングルマザーなど家族問題へとテーマを広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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きんばら いつき
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秋桜
ででんでん