PHP新書<br> なぜ国際教養大学はすごいのか―トップが語る世界標準の大学教育論

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なぜ国際教養大学はすごいのか―トップが語る世界標準の大学教育論

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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569830704
  • NDC分類 377.28
  • Cコード C0237

出版社内容情報

世界標準の大学となる条件とは? グローバル人材の育成法とは? 就職率100%を誇る理由とは? “秋田発”究極の大学教育改革論。

鈴木典比古[スズキノリヒコ]
国際教養大学理事長・学長

内容説明

日本では18歳人口が減少し、「大学全入時代」といわれるなか、受験生の入試倍率は10倍、卒業生の就職率は100%―。秋田市内からクルマで30分、都会の華やかさとは無縁の緑に囲まれた大学に、なぜ全国各地から学生が集まってくるのか。その人気の秘密は、(1)すべての授業を英語で実施、(2)新入生は学生寮で留学生と共同生活、(3)在学中に1年間の海外留学を義務づけ…といった独自の教育システムにある。これらはすべて、世界で活躍するグローバル人材を育てるためのもの。国際教養大学トップが自ら明かす、「全人力」を身につけるための“世界標準の大学教育”論。

目次

第1章 世界の大学で何が起きているのか(教育鎖国をやめて世界基準を導入するしかない;優秀な学生を集めるべく世界中で青田刈りする海外の大学 ほか)
第2章 リベラルアーツと日本のエリート(東大も世界から見れば「ワンオブゼム」の大学にすぎない;将来のエリートをめざす学生たちはリベラルアーツを学ぶ ほか)
第3章 “秋田発”グローバルスタンダード大学(入試によっては偏差値は東大並み、就職率は一〇〇%;新入生はすべて一年間の寮生活を体験 ほか)
第4章 いま、日本の教育革命が始まる(強制的に勉強せざるを得ない環境をつくるしかない;学生たちが能動的に学ぶ環境は、教員がつくりあげるもの ほか)
第5章 世界標準の人材をつくるために(優秀な人材が海外に流出しても、日本の価値は変わらない;日本でも進む「ウィンブルドナイゼーション」 ほか)

著者等紹介

鈴木典比古[スズキノリヒコ]
国際教養大学理事長・学長。1945年、栃木県生まれ。68年、一橋大学経済学部卒。同大学大学院経済学修士。インディアナ大学経営大学院経営学博士(DBA)。ワシントン州立大学助教授、准教授、イリノイ大学助教授などを経て、国際基督教大学准教授、教授、学務副学長を歴任。2004年、同大学学長に。13年、国際教養大学理事長・学長に就任。国際基督教大学時代から一貫して「リベラルアーツ教育」を推進している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hatayan

53
2004年に秋田に開学した国際教養大学。すべての授業が英語、24時間365日使える図書館、1年間の留学が義務といった独自のカリキュラムで注目を集め、就職率100%を誇る質実剛健な難関校に。あえて詰め込みに徹し大学を「人文科学、自然科学、社会科学の分野にわたる実践的な知識:リベラルアーツ」を徹底的に学ぶ場とすることで、確立した個としなやかな感性をあわせもつグローバルなリーダーを育てることを目指します。社会人として活躍するOBのインタビューも収録。リベラルアーツを学ぶことで地力がついたとの意見が紹介されます。2020/09/07

としP

19
①進級・卒業要件が厳しい!取得単位数だけでなく成績(GPA)も卒業要件に課されるから、卒業できるのは50%程度(アメリカの大学と同程度)っていうのには驚かされる!②リベラルアーツ教育。世の中が高速で変化していく中で、特定の技術を身につけても、役に立たなくなる可能性は決して低くない。学ぶ土台、考える土台を築くにはリベラルアーツ教育が必要。③1年間の留学が必要。ただ単に外国語を身につけるのではなく、生きたコミュニケーション力を養うには日本にいて勉強しているだけではダメだということだね。2019/02/04

りょうみや

9
国際教養大学はICUの二番煎じと思っていたら、著者(国際教養大の学長)はICUの前学長であった。自分で考え発信できる能力、リベラルアーツ、留学を含む英語教育、異文化理解など最近のグローバル人材のための教育はどれも共通しているが、国際教養大学はそれが徹底されていることがよく分かる。 全寮制なのでそこでも鍛えられる、卒業要件がアメリカ並に厳しいというところが他の日本の大学とは違うところだろう。大学で学ぶのは、役に立つことを学ぶのではく、生涯必要な勉強の仕方・姿勢を学ぶということが改めてわかった。2016/07/19

まゆ

7
タイトルの通り、国際教養大学の優れた取り組みや仕組みを丁寧に解説している。学生はかなり大変そうだけど、大学とは本来こうあるべきだろうと思う。今後の18歳人口の減少により大学も淘汰されるだろうが、国際教養大学とまではいかなくとも学生が必死で勉強に取り組む大学が増えると良いと思う。ただ、本書は現役の学長が書いているので自画自賛な印象は否めない。教育ジャーナリストなどが客観的に評価したものであった方が素直に読めたかも。2018/01/20

newman

7
記録しておきたいことがたくさんある本でした。全てをここに書ききれないほどに。①日本の家電メーカーが衰退したのは「メイド・イン・ジャパンは高品質だから世界で求められている」と過信し、海外のニーズを知ろうとしなかったからだといわれています②アメリカ企業では、インド人や中国人がCEOを務めるというのはごく当たり前の話です③日本の大学生は勉強しない、教員が密度の濃い授業をしない、日本の大学教育システムには革新の可能性がない④少子化が進んでいるにもかかわらず、一クラスの人数を減らさないのはなぜなのか2017/10/13

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