• ポイントキャンペーン

この名曲が凄すぎる―クラシック劇的な旋律

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784569827230
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

小説家・百田尚樹が愛してやまない名曲や、作曲家の生涯をドラマチックに紹介。百田節炸裂のクラシック音楽エッセイ第2弾。CD付。

【著者紹介】
作家

内容説明

人間の弱さを描く「マタイ受難曲」、黄金の均衡をもつ「弦楽四重奏曲ラズモフスキー第3番」etc。作家だから語れる、傑作24曲の聴きどころ。

目次

グリーグ「ペール・ギュント」―第一組曲「朝」は美の極致
ショパン「ピアノソナタ第二番」―葬送行進曲以上に悲しい、美しきトリオ
ビゼー「カルメン」―言葉ではなく音楽で語るから、心に突き刺さる
ショスタコーヴィチ「交響曲第五番」―今も謎が残る終楽章
ヴィヴァルディ「四季」―一枚のレコードで突然人気が出た曲
ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第七番、八番、九番」―笑い出した聴衆もいた前衛的なメロディー
モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」―物語は「地獄落ち」で終わるべき
ジョプリンのラグタイム―ある名作映画で復活した曲
シューベルト「未完成」―なぜ未完に終わったのか
バッハ「マタイ受難曲」―ペテロの弱さは、私たち自身の弱さである〔ほか〕

著者等紹介

百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956年大阪生まれ。同志社大学中退。人気番組「探偵!ナイトスクープ」のメイン構成作家となる。2006年『永遠の0』(太田出版)で小説家デビュー。2009年『海賊とよばれた男』(講談社、単行本2012年、文庫2014年)で本屋大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

105
百田さんがこんなにクラシックオタクとは知りませんでした。この本では一般的な読者を対象にしておられると思われますので、よく知られている作品あるいは演奏者などを取り上げておられますが2万枚というCDを持っておられるのであればかなりマニアックな曲もあるのではないかと思われます。宮城谷さんもそのような作品集を書かれておられますので今後に期待します。フルトヴェングラーとリヒテルについて書かれているコラムが印象に残りました。2018/03/11

それいゆ

78
クラシック音楽に疎い私にとって、ここに紹介されているのは、よく耳にしますが曲名は知らない曲がほとんどでした。説明を読みながら聴くとなるほど!と感嘆する曲ばかりでした。ジョブリンの「ジ・エンターテイナー」は、映画「スティング」のあの軽快なテンポの曲だったのですね。ホルスト「惑星」の中の「木星」の中間部分は「ジュピター」でしたか。2016/03/09

starbro

68
前作の「至高の音楽」に続いて第二弾の本書を読み聴きしました。クラシック音楽初心者にはちょうど良い入門書。付録CDのスピードとほぼ同時に読めました。視覚と聴覚が上手くリンクしてより理解が高まります。ただ一つ残念なのは、本書のタイトルがポータルサイトの見出しのような安直な感じのことです。PHPの編集部はもっと頭をひねるように!百田尚樹はクラシック音楽に対する造詣が凄いんだと思いますが、イメージギャップが激しいのは何故でしょうか?2016/05/03

のぶ

51
クラシック音楽の名曲を紹介した第2弾。自分はクラシック音楽は聴くのが好きなだけの素人で、音楽の魅力を文章で表現できる力は持っていないが、百田さんさすがに文筆のプロだし、レコードとCDを二万枚持っているという事で、とても深くそれぞれの曲を魅力的に紹介している。どんな曲が載っているかを書くとネタバレになるのだが、1曲だけモーツァルト、ピアノ協奏曲第24番。これが入っていて自分の好みとシンクロしたのが嬉しかった。中にリヒテルやカルロス・クライバーについてのエッセイも挿入されていて良かった。第3弾も期待する。2016/02/25

MICKE

8
これらが全て何百年も昔の話なのには驚くわけであり、その驚きが今もまったく色褪せていなくて耳に響いてくるところがクラシックの凄さであるな。2016/03/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10433988
  • ご注意事項