出版社内容情報
「こんなこと、あるある」と笑って読むうちに、やがて背筋が寒くなる事例を数多く紹介。日本の組織が失敗に陥る根本原因を描き尽くす!
【著者紹介】
経済評論家、株式会社「監査と分析」代表取締役
内容説明
身勝手な人間たちが作り上げる地獄絵図。「昨対比」で自動的にノルマを課す会社が陥る大崩壊。半人前の管理職を量産する人事ローテーション…その他、症例多数。本書を読んで、早々に見切りをつけるか、辞表を胸に改革に取り組むかの腹を決めよ!
目次
第1章 組織を滅ぼす「高学歴社員」とはどういう人間か?(間違いを認める度量も、反省する「漢気」もなかった高学歴人間たち;優秀な人材が集まるはずの名門企業がしでかす驚くべき不祥事 ほか)
第2章 脆弱なマネジメントが招く大きな危機(誤りを認められないマネジメントは、まるでインパール作戦のよう;デフレは続くと予想した「すき家」が直面したアルバイト大量離脱 ほか)
第3章 暴走する現場のかくも危険な反乱(無茶でマヌケな方針をカバーし続けた末の「逆ギレ」;現場の「被害者意識」が「加害者意識」へと転換されてしまうとき ほか)
第4章 既得権にしがみついて、すべてをなくす(未来に成長してゆく産業を発展させるためには「投入量を増やす」しかない;外食の雄・マクドナルドですら、その地位を既得権としてキープできなかった ほか)
第5章 これから、どうしていくべきか?(組織から抜け出すために転職をしても、資格やスキルを身につけても…;非現実的な精神論を捨て、自分自身の「無収入生存月数」を計算してみる ほか)
著者等紹介
上念司[ジョウネンツカサ]
1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は創立1901年の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年、経済評論家・勝間和代と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任(現在は代表取締役)。2010年、米国イェール大学経済学部の浜田宏一教授に師事し、薫陶を受ける。金融、財政、外交、防衛問題に精通し、積極的な評論、著述活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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