ダークシティ

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ダークシティ

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  • サイズ B6判/ページ数 450p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569825052
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

妻子と別居し、借金取りに追われる玉山は、現金強奪の話を持ちかけられ……。人生の一発逆転を目論む男たちのノワール・サスペンス。

【著者紹介】
小説家

内容説明

東京の郊外で、警備会社からの現金6億円強奪に成功した翔太だったが、逃走途中に仲間が何者かによって射殺され、現金を奪われてしまう。一夜明け、からくも逃げ切った翔太が目にしたニュースは、仲間の射殺事件だけで、現金強奪事件は報道されないまま。元記者の級友の力を借り、真相を究明しようとする翔太たちの前に、FBI帰りの謎の男が現れる。そんな中、新たな刺殺体が発見され…。翔太が手を出した「6億円」に隠された真実とは。闇社会で蠢く絶対悪の正体とは―。欲望と狂気が交錯する街で繰り広げられる超弩級のサスペンス長篇。

著者等紹介

永瀬隼介[ナガセシュンスケ]
1960年、鹿児島県生まれ。國學院大学卒。週刊誌記者を経て作家に。事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレント・ボーダー』で小説デビュー後、警察小説、サスペンスを中心に骨太の作品を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RIN

24
ココで皆さんの評価は厳しいけれど、私はこれはこれで永瀬さんらしく楽しめました。ヘタレのプー&元ジャーナリストの美女&FBIとNY市警経由の学者警官&元ヤクザの同級生4人がヤクザやら新興悪軍団(と汚職警察署)とドタバタやりあうエンタテイメント。永瀬さんらしく、ちょこっとした表現や会話の中に時事批判を忍ばせてて、時々クスッと笑えるヤクザ映画、もとい小説でした(笑)。2017/04/26

keith

22
闇金と闇組織の対峙のところまでは面白かったが、その後は尻すぼみ。結局FBI帰りの警察官とその同級生たちが仲良く騒いでいるだけだった。2015/08/15

GAKU

19
初めての作家さん。序盤はシリアスに話が進んで行くが、岩尾の登場あたりからリアル感が無く軽いノリもチラホラ。あんなに非情で冷酷な集団「マッドスター」も、終盤は?!と突っ込み処多々あり。始めは、お~面白そう!という感じで期待しながらページをめくり、中盤あたりから、う~ん?という感じ。読み終わった後は、特に残る事もなく、多分他の作品を読む事はないだろうな、と思いつつこの感想書いてます。つまらなくはないのだけれどね。very hotでオーダーしたカレーが、全然辛くないじゃん!って気持ちです。 (どんな気持ちや!)2015/07/25

こうちゃ

18
幼馴染の直樹に誘われ警備会社に忍び込んだ翔太。6億円強奪に成功するが逃走途中、直樹は何者かにより射殺され現金も奪われてしまう。一夜明け、からくも逃げ切った翔太は、元記者で旧友の涼のもとに転がり込む。殺人事件の報道はあるものの、6億円強奪の報道はなく警察も動かず、警備会社は翌日も通常営業。警視庁から来たFBI帰りの謎の男も加わり真相究明しようとする翔太たち。6億円に隠された真実とは!?真相究明の経過を経て〔変わった〕翔太たちに、更なる苦難が迫りくるのを予期させるエンディング。2015/07/15

カープ坊や

12
帯を見て これは面白そうだと読み始めたのだが..........! 強奪した6億円を横取りされたあたりまでは楽しめたが中盤以降尻すぼみでラストもがっかり。2016/08/01

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