出版社内容情報
「大切なことはすべてお買場で教わった」。その圧倒的なブランド力がいかに現場に支えられているか、大西改革の全貌と経営哲学に迫る。
【著者紹介】
(株)三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長
内容説明
三越伊勢丹ホールディングス社長が自ら実践してきた仕事術とは?その圧倒的なブランド力がいかに現場に支えられているか、大西改革の全貌と経営哲学に迫る。
目次
第1章 社員のモチベーションを高める
第2章 リーダーシップを発揮させる
第3章 大切なことは現場が教えてくれた
第4章 証言・社員は現場で何を感じているか
第5章 現場と二人三脚で進める成長戦略
第6章 「世界一の百貨店」のつくり方
著者等紹介
大西洋[オオニシヒロシ]
(株)三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長。(株)三越伊勢丹代表取締役社長。1955年、東京都生まれ。79年、慶應義塾大学商学部を卒業後、伊勢丹に入社。紳士服の販売員からキャリアをスタートし、プロジェクト開発・店舗開発担当となり、この間、海外勤務も経験。2003年には、新宿本店のメンズ館リモデル・オープンを成功させる。その後、執行役員などを経て、2009年4月、伊勢丹常務執行役員と三越取締役常務執行役員を兼任。同年6月、社長就任。2012年2月より、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スプリント
11
正直なところ百貨店は一部の上流階級や企業向けの外商しか残らないと思っています。2021/10/28
NORI
11
三越伊勢丹社長大西洋の著書。三越と伊勢丹が統合して人材の交流を深めていく。販売がいかに重要かと説いていて大変勉強になりました。当方、三越伊勢丹に関わる仕事をしていますので、大西さんの経営戦略は興味深い!2016/04/09
エリナ松岡
9
経営書というよりは社内報のデラックス版のような感じです。そうは言っても第三者の僕でも十分楽しめました。著者は三越伊勢丹と百貨店業界の状況を正確に分析し、見込みのある解決策をずらっと提示しています。著者は先月付けで社長を辞任してしまいましたが、あとはそれらを計画通り実行できるかの問題だったのでしょう。著者にとってはそれが一番の難題だったのかもしれませんが。非常に能力の高い人物だけに、もし今回の辞任がちょっとしたボタンの掛け違いが原因であるならば、時間を置いて復帰したっていいんじゃないかなという気はします。2017/04/10
Humbaba
7
大きな組織であればあるほど、トップが陣頭に立って指揮をするのは難しい。思いを込めて語ったとしてもそれが末端まで届くのには時間が掛かるし、場合によっては届かないこともある。働いている人にとっては何度もあるうちの一回だが、顧客にとってはその一回が全てであるというのは分かっていてもつい疎かにしてしまうことが多く危険である。2017/01/23
たか
6
同業他社とは言え、とても刺激を受けた。どんどんアグレッシブに行動して自己を成長させたいと思う。2016/01/16