怪物商人―大倉喜八郎伝

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怪物商人―大倉喜八郎伝

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569815046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

鉄砲屋から貿易商へ、その後軍需物資調達で大儲けし、中国へ進出……。明治・大正の実業家として名を轟かせた男の生涯を描く力作長篇!

【著者紹介】
作家

内容説明

大成建設、帝国ホテル、東京経済大学、本渓鋼鉄公司―一代でのし上がった傑物の生涯に光を当てる長編小説。

著者等紹介

江上剛[エガミゴウ]
1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』で作家デビュー。03年に同行を退職し、執筆生活に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

15
かなりきな臭い人生を送った人ですが、うまくオブラートに包んでいますね。子供向けの偉人伝にありそうなテイストです。たま子さんは人間ができていますね。2018/05/05

T2y@

15
大倉喜八郎の著書は二冊目だが、著者:江上剛氏の文章力で、人となりがより伝わった。 豪放磊落、誤解を恐れない一本気。 成り上がりでもあるし、国士でもあり、打算的とも思える節もあり… 確かに、型破りで評価が定まらない人物ではあったのだろう。 同郷の偉人としての贔屓目を差し引いても、やはりそう思える。2013/11/11

MASA PAPA

12
あるレビューの内容に惹きつけられ手に取りましたが、読み進むにつれて内容に物足りなさを感じたのが正直な感想。 幕末→明治→大正と激変の時代を生き抜き、ゼロから莫大な財を成し得たことは事実であり偉人なのでしょう。 一方で、そこまでの富と名誉を得ると、それを妬む人や恨みを買うこともあるので、書き手がどちら側から記すかによってその本の内容は変わるものでしょう。 92年もの生涯を1冊340頁程度に詰め込むと深掘りができないのではないかな。 2018/06/30

Tatsuya Hashimoto

10
それではいけない。変化し続けること、世の中を変え続けること、それが人として生まれて来た愉快であり、私の夢で、楽しみでもあるのです・・・・う~ん、時代かもしれないけどただただすごい。愉快に生きよぉー!ぼちぼちと2015/09/17

Yunemo

9
安田善次郎、池田成彬、そして大倉喜八郎ですか。あとがきにあるように、確かに名だけは何となく、という方々。こういう形で記されることに、新たな感激が湧き起ります。戦争屋、死の商人と表現されるけど、それはそれで。常吉、たま子、徳子の存在感の重さ、これが身に沁みて読了。この3人が居たからこその活躍、92歳までの生涯、三者三様の人的柔らかさといいますか、この点に惹かれて満足したというのが実態。とはいえ、喜八郎の商人道は筋金入り、三菱、三井と比較しようがないほどの凄まじさ、を前提にしてですが。でも3人がいたからこそ!2013/10/27

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