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慧眼―スカウト・デイズ

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569812977
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

プロ野球スカウトたちの姿を描いた『スカウト・デイズ』第二弾。入団拒否の選手を強行指名したベテランスカウト。果たして勝算は?

【著者紹介】
小説家

内容説明

裏で糸を引いているヤツがいる?ミクロコスモス・ギャラクシー・チーフスカウト堂神恭介。“怪物スカウト”と恐れられ、選手獲得のためなら手段を選ばず、裏社会との黒い噂も絶えない。その堂神が「人気球団G以外なら野球浪人します」と宣言した大学生を、強行一位指名した。Gに喧嘩を仕掛けたのだ!―「ドラフト一巡目 指名拒否」ほか、プロ野球スカウトたちのかけひき、思惑と欲望が交錯する連作短篇集。

著者等紹介

本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年、神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社に入社し、「サンケイスポーツ」の記者としてプロ野球、競馬、メジャーリーグ等を取材。退職後、2009年に『ノーバディノウズ』(文藝春秋)が第16回松本清張賞候補となり、同作で第1回サムライジャパン野球文学賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

92
スカウト・デイズその2。連作短編集。オチが??ってなる話もありますが、指名拒否が一番良かった。2017/11/02

ずっきん

78
「スカウト・デイズ」の続編。他視点から怪物スカウト堂上を描く6編。連作短編形式にすることで、ちょっとまとまりに欠けるなあと感じてたとこも解消。前作でチラッと出てきたエピソードを含め、それぞれをミステリ仕立てでドラマチックに読ませてくれる。野球界版「臨場」といった感じの読み心地。なんつってもクメジュンが育ってていいわー。メインでの出番はないけれど、スパイスを効かせる役どころでちょこちょこと登場。どれも面白く読んだけれど、最後の「ドラフト外」が特によかったな。続編あるかなあ。読みたいなあ。2020/07/30

ren5000

17
プロ野球のスカウトの話が主題「スカウトデイズ」の続編です。堂神さんの渋くてちょっと暖かい伝説のスカウトぶりや過去も出てきて読んでて面白かった。実際にもいい選手を取るために化かし合いはあるだろうし金満球団に歯がゆい思いをしてるところはあるだろうな。2014/07/28

しろ

13
☆7 スカウトの話が相変わらず面白い。短編だからこそ輝くところもある。一手も二手も先を読みながら、いかに自チームを強くし、他チームを弱くするか、チームマネジメントゲームをやっているようなワクワクもある。鳴り物入りで入団しても潰れてしまったり、自分より低い評価で入団した他者の活躍に嫉妬したり、思ったより選手とスカウトの関係は深いのかな、と思った。サッカー版も読んでみたい。2015/01/04

薦渕雅春

9
野球界をテーマにした作品をよく書いている本城雅人さん。本著は 怪物スカウト と恐れられ 選手のためなら手段を選ばず と言われる 堂神恭介が主人公。後輩のスカウトに、俺と同じものを見ていながら おまえはなにも気づいていない。第1話・指名拒否、人気球団G 以外なら野球浪人すると宣言した大学生を強行一位指名。獲れる自信があっての指名かと思えば 真の狙いは!第2話・下位指名、たった今から、プロの勝負は始まるんだ。だから絶対に他人には心の中を見せちゃダメだぞ。それさえできれば、キミの力なら間違いなくプロで通用する。2016/01/02

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