PHP新書<br> 青魚を食べれば病気にならない―万病の元「慢性炎症」を防ぐ

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PHP新書
青魚を食べれば病気にならない―万病の元「慢性炎症」を防ぐ

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  • サイズ 新書判/ページ数 228p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569808666
  • NDC分類 491.64
  • Cコード C0247

出版社内容情報

甘い物ばかり食べ、サンマやサバなどの油を摂らない。すると、心臓病、がん、アルツハイマー病の原因となる”慢性炎症”が起こる。

【著者紹介】
薬学者

内容説明

糖尿病、心臓病、がん、アルツハイマー病などに、共通の原因があることが明らかになってきた。免疫反応である炎症が低レベルで続き、健全な細胞やDNAを傷つける「慢性炎症」である。「コレステロールが心臓病の主因」といった、患者の実状と合わない仮説が提唱されてきたのは、この共通原因が知られなかったためだ。慢性炎症は摂取する油のバランスが偏ることで発生する。魚油を含んだ青魚をもっと摂取し、植物油の摂取を抑えよう。大病を防ぐおいしい食習慣、「抗炎症ダイエット」が健康を守る。

目次

第1章 万病の元「慢性炎症」
第2章 炎症は体内で燃えさかる火である
第3章 エイコサノイドをコントロールして慢性炎症を防ぐ
第4章 内臓脂肪が慢性炎症を悪化させる
第5章 慢性炎症を抑える食べもの、悪化させる食べもの、第6章 慢性炎症を防ぐ「抗炎症ダイエット」メニュー

著者等紹介

生田哲[イクタサトシ]
1955年北海道・函館生まれ。東京薬科大学卒業。がん、糖尿病、遺伝子研究で有名なシティ・オブ・ホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)やどの博士研究員を経てイリノイ工科大学助教授(化学科)。薬学博士。遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。帰国後は、生化学、医学、薬学などライフサイエンスを中心とする執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はふ

20
あらゆる病気の原因の一つが「慢性炎症」である。慢性炎症は、「燃やしのエイコサノイド」によって、抑える事が出来るが「火消しのエイコサノイド」が足りないと、かえって燃やしのエイコサノイドが体内を攻撃するようになってしまう。日本人の食生活は、燃やしのエイコサノイドの原料である、オメガ6系の脂肪酸の摂取は多いが、火消しのエイコサノイドの原料である、オメガ3系の脂肪酸の摂取は少ない。なので、オメガ3系の脂肪酸が多く含まれる青魚を食べる必要がある。(オメガ6:オメガ3→2:1ぐらいが理想だと考えられている。)2022/12/24

しょこ

2
同じことを繰り返し書かれているので、予備知識のない方でも一般教養としては比較的読みやすいかも(^^)管理栄養士なので基本的なところはふんふんと読みつつ、いろんな方に手に取ってもらえたらと思います。2016/02/14

kumonosuke

2
魚油というとあんまり美味しい響きはないが、油の乗った大トロなんかは 体にいいのだろう。慢性炎症が健康状態に良くないという説も何となく納得。2013/11/25

ジュリ

1
風邪を引いたときのどが痛くなるのは炎症を起こしているから。このように痛みを感じる炎症とは別に、痛みを感じない炎症がある。それが慢性炎症。慢性炎症はがん、糖尿病、心筋梗塞などの原因。青魚を食べて慢性炎症を防げば、がんなどの病気にかかりにくくなる。2013/04/05

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