人間の達人 本田宗一郎

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 378p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569804101
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0034

出版社内容情報

スパナを投げられても、罵倒されても、彼のためならと未知の分野へも飛び込む部下たち。人として、リーダーとしての魅力を読み解く。

【著者紹介】
東京理科大学教授、一橋大学名誉教授

内容説明

いまこそ手本にしたい男。つねに「目配り」「気配り」「思いやり」が彼にはあった。豪放磊落にして繊細、自分を通しながらも周りから愛された男の魅力に迫る。

目次

本田宗一郎というメッセージ
第1部 人と組織への思い(裏方への温かい視線―「右手は左手を必要以上に可愛がってやればいい」;人情の機微―「人を動かすことのできる人は、他人の気持ちになることのできる人である」 ほか)
第2部 仕事の流儀(つねに挑戦、やらまいか―「瓦の上にまかれても、芽を出し花を咲かせる自信がある」;失敗の哲学―「成功は九九%の失敗に支えられた一%である」 ほか)
第3部 心のありよう(童心を去らず―「おとなというのは過去に頼っていい悪いを判断する」;人を喜ばせたい―「人の喜びは自分の喜びである」 ほか)
第4部 哲学と思考の文法(哲学の人―「人間を動かすスパナは哲学だ」;思考の文法―「みんな頭がよすぎるから、物事を複雑に考えすぎる」 ほか)

著者等紹介

伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年愛知県豊橋生まれ。1969年一橋大学商学研究科修士課程修了。1972年カーネギーメロン大学経営大学院博士課程修了、Ph.D.。一橋大学商学部助教授、教授を経て、東京理科大学教授・イノベーション研究科長、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

25
経営者や創業者は、影に、多くの人の支えがあるように表に出てプレイするのは一人のように見えても、その影では多くの人の支えがあってこそ発展していく。裏方の人に感謝をしていくということは素晴らしいこと。成果を上げた人は表舞台で晴れやかになっていたもそれを支えた裏方の人に感謝を忘れたらその時点で成長は止まる経営者とは自分自身が晴れ舞台に行くのではなく裏方で支えてくれてる人たちを一番喜ばせ、感謝してさらに人の喜びを自分の喜びであるように心から喜び続けることで誠実さが出てくる。裏方の人が頑張るから顔晴ってるようにする2015/07/23

ひろただでござる

2
図書館本。本田宗一郎がどんな人間だったか本の表紙を見ればわかるような気がする。社長を退いてから40年以上…亡くなってからでも30年近く経つ…のに躍進を続ける会社を残す…残せたということは後進を上手く育てた事と育てる風土を企業の中に残せたということに尽きると思う。2019/03/01

kit45104

2
名経営者本田宗一郎の人間的側面を様々な証言から引き出してまとめた一冊。経営に哲学を持ち、権威を嫌い、誰とでも本気で交流する宗一郎の人間臭さが伝わってくる。欠点もあるが、それさえも人間的な魅力に変えてしまうのは、やはり人としての器の大きさなんだろうと思う。章ごとについている見開きいっぱいの表情豊かな写真の数々も楽しめる。2015/10/14

おっくー

1
車に興味があり、本田宗一郎の名は有名で一度関連書物を読んでみたいと感じていた。内容はとてもわかりやすく、本田宗一郎のすごさがよくわかった。まさに人間の達人であった。2014/02/08

andaseizouki

1
本田宗一郎さんが技術者・経営者としてどのように生きていたのかが書かれている。特に、どういった人間性や感情を持って、仕事に取り組んでいたのかが書かれており、本田宗一郎さんのすごさに感銘し、人として真似できるところを吸収していかなければいけないと思った。 自分なりに名言だなと感じる部分がたくさんあったので、再読したい本である。2014/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4882047
  • ご注意事項