水で世界を制する日本

柴田 明夫【著】

ＰＨＰ研究所（2012/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 204p／高さ 19cm
• 商品コード 9784569803920
• NDC分類 517
• Cコード C0030

出版社内容情報

世界人口70億人時代、これから水資源、そして100兆円にものぼる水ビジネスの争奪戦が始まる。日本に勝機はあるのか。

内容説明

世界人口７０億人、これから奪い合うのは「水資源」だ。１００兆円の富を生み出す水ビジネス、日本はこう勝負せよ。

目次

第１章　世界人口の半分が水不足になる日（水と人間の関わり；人類の進化と水の歴史　ほか）
第２章　飲料にとどまらない資源としての水（楽観視できない食糧事情；潅漑農法が食糧生産を支えた歴史　ほか）
第３章　水資源大国・日本（日本は水資源が豊富な国；日本の河川と水資源の関係　ほか）
第４章　莫大な富を生み出す水ビジネス（水ビジネス市場の広がり；世界最古の下水道　ほか）
第５章　資源と技術を輸出せよ（造水ビジネスでの卓越した技術力；注目を集める「膜ビジネス」　ほか）
第６章　世界に挑む日本の水ビジネスの勝算（日本が進出すべき海外マーケットとは；日本の技術が求められる地域　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Y.Taka]

水ビジネスは今後の国家戦略として取り組むべき重要課題だということがよく理解できた。針葉樹から広葉樹への植林もやり方によっては新しい雇用創出の起爆剤となるのではないか。問題は、それによってどのような利益を生み出し、Win-Winの形を作るかである。

2012/04/13