ＰＨＰビジネス新書 なぜあの人の意見が通るのか

和田 秀樹【著】

ＰＨＰ研究所（2012/05発売）

• サイズ 新書判／ページ数 206p／高さ 18cm
• 商品コード 9784569803531
• NDC分類 336.4
• Cコード C1234

出版社内容情報

「あの上司は頑固だから」「取引先に足下を見られているから」――そんな言い訳ができなくなる、最強の意見の「作り方」と「伝え方」!!

【著者紹介】
精神科医

内容説明

思い通りに「ＹＥＳ」と言わせる４３のテクニック。「事前に原稿を作る」「負けた相手をどう味方につけるか」「たとえ話で人をひきつける」「ファンを大切にする」「一発屋ではなく二発屋になれ」など、意見の通過率を高めるためのノウハウを解説する。ロジックから根回し、心理戦まで盛りだくさんの一冊。

目次

第１章　意見が通らない、本当の理由（準備不足；感情の問題；乗り越えられない壁）
第２章　「強い意見」はこう作る（意見や企業を作る、その前に；ロジカルに補強する；情報収集がカギを握る）
第３章　通過率を上げるノウハウ（練習するだけで圧倒的な差が生まれる；他力本願も大切；こんな人の意見は聞かれる）
第４章　なぜあの人の意見が通るのか（イメージ戦略；「あいつが言うなら」と思わせる；ギャラリーを味方にしているか？；意見が通ってからが本番）
付録　シーン別意見の通し方（相手が激情タイプで、こちらの意見を聞いてくれません；新しい企画を出しても、意地悪な質問ばかりが返ってきます。　ほか）

著者等紹介

和田秀樹［ワダヒデキ］
１９６０年大阪府生まれ。精神科医。東京大学医学部卒、東京大学附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。国際医療福祉大学大学院教授（臨床心理学専攻）。一橋大学経済学部非常勤講師（医療経済学）。川崎幸病院精神科顧問。老年精神医学、精神分析学（特に自己心理学）、集団精神療法学を専門とする（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[むくどり77]

色んな人に対する対処法を体系的に理解できた。気づきも多い。実践している人も多いと思う。自己啓発本にあるような、すぐ忘れていくような基本的な事が書かれてた。でも良い本だと思います。

2023/03/01

[501]

意見を強くするためには、下調べして意見を強固にするだけでなく、周囲との人間関係を含めて地盤を作らなければならない、ということを改めて認識。

2014/02/09

[しゅうと]

意見を通すには、事前の準備が必要だと言うことがよくわかった。人間関係も疎かにしてはならない。意見を通すための戦術書。

2021/01/19

[ワッキー]

実際働く際には有効なテクニックなのだろう。 ただ個人的にはテクニックや個人の感覚などに重点がおかれてあたようにかんじ、どこか誠実さに欠けた印象だった。

2014/08/27

[ringring2612]

最近、意見が少しずつ通り始めたのはあくまでも「感情」の問題であって、決して自分の意見が強くなったわけではなかったのか…。と、現実が見えてしまって悲しくなった。

2013/11/27