PHPビジネス新書<br> 日本と世界の「流れ」を読む経済学―ニュースの本質を見抜く

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PHPビジネス新書
日本と世界の「流れ」を読む経済学―ニュースの本質を見抜く

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569802909
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C1234

出版社内容情報

震災、円高、TPP……日本を取り巻く数々の問題をどう捉え、いかに先を読むべきか。著名大学教授が世界経済のこれからを読み解く。

【著者紹介】
東京大学大学院教授

内容説明

東日本大震災をはじめ、ユーロ危機、円高・円安問題、少子高齢化など、多くの困難に直面している日本と世界。複雑に絡み合った経済の諸問題を解決する鍵は、いったいどこにあるのだろうか?著名経済学者が日々のニュースを元に、混迷する経済を読み解く。複雑な問題を「自分の頭で考え抜く」ための55の視点。

目次

第1章 未曾有の危機に直面した日本が進むべき道―「震災と震災後」を読み解く視点
第2章 通貨に翻弄される日本と世界―「為替」を読み解く視点
第3章 日本の「空」の大いなる可能性―「航空業界・航空政策」を読み解く視点
第4章 問題だらけのグローバル経済の行方―「国際問題」を読み解く視点
第5章 「改革待ったなし」の日本―「経済政策」を読み解く視点
第6章 日本企業が世界で活躍するために―「企業戦略」を読み解く視点
第7章 「そもそも何が問題か」を知る―「マクロ経済」を読み解く視点

著者等紹介

伊藤元重[イトウモトシゲ]
東京大学経済学部卒。1979年米国ロチェスター大学大学院経済学博士号(Ph.D.)取得。専攻は国際経済学。1996年より東京大学大学院経済学研究科教授、2006年2月より総合研究開発機構(NIRA)理事長。2007年から2009年まで東京大学大学院経済学研究科研究科長(経済学部長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

13
消費税増税賛成やTPP参加推進など、良くも悪くも経済学者目線の著作。ある程度いたし方ないことではあるとは思うけれど、目下私のスタンスとは異なっている。2012/10/09

東隆斎洒落

2
2012年5月の本なので少々古いが、網羅的に大局が確認できる。個人的には、農業政策について、関税保護ではなく所得補助、兼業農家からプロ農家へ、株式会社の参入など、逆張りの発想は参考になった。その他、震災、為替、航空、TPP、アジア、欧州、消費税、電力、グローバル化等々、『やるべき事は、ネットや本に載っている。それをいかに実行するかが最も重要。』ごもっとも。2013/02/02

Stevie G

2
新聞・雑誌の連載物を整理しただけのものなので、確かに深堀りがなく目からウロコのような見方や理論展開はありません。ただこのような当たり前ともいえる常識的な理屈を、国内外の政治情勢や一部の利益団体の思惑の外側で淡々と繰り返すのことも、平均的な市民感覚をじんわりと醸成していくためには大事なことかもしれません。 この文章が静岡新聞にも連載されていたと書いてあるのを見て、静岡で会社社長をしている友人が伊藤先生をある会合の講師として是非お呼びしたいとしきりに言っていたのはこれだったのかなと思いました。 2012/09/12

クロネコ団

2
書いてあることは事実の確認だが、項目毎に簡潔な要点のまとめが記載されているのが非常に良いです。2012/04/29

ばぶでん

1
奇をてらわないオーソドックスな正当派の立場から、コンパクトな記載で判りやすさを前面に出して書かれている。ただし、この本のコンセプトからすれば全く当然だが、あまり知られていない新しい話や理論を期待してもだめ。2012/12/20

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