出版社内容情報
まず、目標を与えることが大事。「できそうなことを目標にまずやってごらん」――。言葉の魔法の力を活かすための法則と具体的ワード。
【著者紹介】
明治大学法科大学院教育補助講師
内容説明
言葉には確実に、子供を変える魔法の力がある。しかし親子の信頼関係が成り立っていなければ、親の言葉は伝わらない。親子の関係を修復する方法として、本書は「~しなさい」を一旦全て封じ込めることを提案。そして「子供を勉強させる言葉」として、目標作りの大切さを説く言葉、結果よりプロセスを評価して苦手科目を伸ばす言葉などを伝授。次に現在躍進中の進学塾への取材をもとに「受験生に行われる言葉がけ」について取り上げ、最後に子供の公共性を育む言葉を紹介。理論と経験に基づく知恵を易しく語る。
目次
第1章 言葉には、魔法の力がある
第2章 子どもと信頼関係を築くための言葉
第3章 子どもを勉強させるための言葉
第4章 受験生に行われる言葉がけ
第5章 これからの「勉強ができる子」への言葉がけ
著者等紹介
小林公夫[コバヤシキミオ]
一橋大学大学院法学研究科博士後期課程修了。刑法学者、法学博士(一橋大学)。明治大学法科大学院教育補助講師。30年にわたり多くの受験生を指導し、特に医学部合格者、法科大学院合格者を多数育成する「受験指導のプロ」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とす
1
たまにこの手の新書を読みたくなる。特別面白いわけではなかった。自分の出身である公立中高一貫校についての記述は、現在の入試に合わせたものだなぁと感じた。当初の合格者というのは親の働きかけで時事問題を考えるような子供ではなかったはず。2016/01/05
浮草
1
色々ヒントがあった。いくつか試してみよう。2015/06/21
ちまりん
1
なんとなく手にとって読んだ本だったけど、正解だった。具体例が多く、非常に読みやすい。そう、強制的に勉強させなくても教育者の言葉がけ一つなんだよ。「言葉は生きてる」この言葉に頷かずにはいられない。再読しよう。2012/04/28
たつ
1
読み易かった。「~しなさい」は全て封じ込める、など熱く魅力的なメッセージもあったし、幅広いヒントが幾つもあった。が、どっちかと言うと、著者の体験を元にした説諭には、なるほどと思いつつ共感しにくいものが多かった。特にラストあたり。いじめをしてる子に正論説いたら十中八九今度は自分がいじめられるでしょう。机上の空論。それを思うと全てが空々しく思えてきちゃう。2012/04/17
はる
0
一つ一つの話の最後に要点がまとめられてるのでわかりやすい!そして共感できる(^-^)最後の格言(?)に心が打たれました。20歳も満たない若者だけど、あまりにも不器用なことが多すぎて人生が嫌になっちゃったり、実際二時間ぶっ続けで泣いちゃったり…それでも健康に生きてるんだから自分は幸せな方なんですね。必死に生きたいと思えました。小学校教諭なれたらいいな…2015/09/01