出版社内容情報
150万部のベストセラー、ついに続編が登場。もっと伝わる話す・聞く・書く技術はもちろん、敬語やツイッターなど新トピックスも!
【著者紹介】
ジャーナリスト
内容説明
超ベストセラー『伝える力』の続編がついに登場!前作のわかりやすさはそのままに、著者がテレビや報道の現場で学んできた「もっと伝わる」話し方、書き方、聞き方を伝授する。「東日本大震災と伝える力」「総理の演説力」から、「怪しい敬語」「教科書がわかりにくい理由」、そして「池上さんの意外な過去」まで様々なトピックスを収録。もちろん、具体的なノウハウも満載の一冊。
目次
第1章 東日本大震災と「伝える力」
第2章 テレビの現場から私が学んだこと―『週刊こどもニュース』『学べるニュース』で培った伝える力
第3章 世間にあふれる「わかりにくい表現」「伝わりにくい言葉」
第4章 もっとわかりやすく伝える方法1―話をコンパクトにまとめる
第5章 もっとわかりやすく伝える方法2―話し方や話題を工夫する
第6章 気になる言葉、気になる表現
第7章 日本語は乱れているのか
第8章 かつて私も「伝える力」に悩んでいた
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県生まれ。ジャーナリスト。慶應義塾大学卒業後、NHKで記者やキャスターを歴任、94年より11年間『週刊こどもニュース』でお父さん役を務める。2005年からフリーランスとして多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
113
第7章「日本語は乱れているのか」が興味深い。70.に出てきた12語程度(該当、遂行、進捗、年俸、漸次、暫時、重複、早急、直談判、一段落、他人事、言語道断)は問題ないが、「攪乱」、「攪拌」、「依存」などは油断してると「ヤバい」(笑)。2015/09/04
大地
62
前作同様わかりやすく、とてもためになった。誰にでもわかり、興味を持たせる表現方法はスゴいと思う。【謙虚であること】【好奇心にあふれていること】この2つを意識して、伝える力がつくよう努力したい。2014/03/11
はるき
42
面白いし為になる有り難い本です。池上さんはテレビの解説が大変上手ですが、今のまま文筆業も続けてほしいな。謙虚に貪欲に言葉に向き合いたい。2017/03/23
suna
39
謙虚であること。好奇心にあふれていること。それを心がけることから「伝える力」が身についていくと池上さんは言っています。この言葉を忘れずにそして語彙をもっと増やして仕事の場で実践したいです。敬語の使い方はやっぱり難しいですね。2013/06/30
ホークス
36
2012年刊。前作は大いに刺激を受けた。続編の本書はTVのウラ話もあり少しくだけているが、基本は変わらない。言葉に対する感度も高い。説明する人の鉄則は、専門用語や自分たちの常識に注意し、聞く人の理解を最優先する事。これを守るかどうかで天と地の差が出る。ご指摘のカタカナ語濫用は、良くないけど私もやりがち。効果を考える習慣を付けたい。「させていただきます」「したいと思います」も、相手が尊大かも知れない時に、魔除け代わりに使ってしまう。巻末に、内気で人見知りだった著者の苦労話があって、これには共感した。2022/03/08