マネジメントの日米逆転が始まる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569800004
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「日本の経営者は欧米より優秀」「アメリカのCEOの報酬はなぜあんなに高いのか?」いま最も旬なアナリストが挑む初の本格経営論。

【著者紹介】
株式会社ジパング シニアアナリスト

内容説明

2013年、日本企業は生き残りアメリカの大企業は倒れる!アメリカ流の経営は「奴隷の管理」にすぎない!日本的経営のほんとうの強さが明らかに。「無為の為、無策の策、無能の能」で勝つ日本。

目次

第1章 アメリカのCEOの報酬はなぜあんなに高いのか?(「金融機関幹部の報酬制限」はどこへいった?;アメリカは一九七九年以降ひとり勝ち経済に変質した ほか)
第2章 FIREエコノミーは火の車(高度な知的能力が必要?;なぜ金融機関が儲けるほど国民経済は疲弊するのか ほか)
第3章 MBAとM&A、害が大きいのはどっち?(MBA教育は、自社の仕事になんの興味も持たない経営幹部を量産した;M&Aは病的な規模の追求をけしかけた ほか)
第4章 僅差でも勝つのがほんものの強豪チーム(勝つべくして勝った、なでしこジャパン;政官財界の指導力のなさは文句なくすばらしい ほか)
第5章 「軽クス主義」と引き継ぎ力で日本は勝つ(変化の足を引っ張らないこと、じゃまをしないこと;二〇一一年は「資源制約紀元」三三年 ほか)

著者等紹介

増田悦佐[マスダエツスケ]
1949年、東京都生まれ。一橋大学経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て、外資系証券会社で、建設・住宅・不動産担当アナリストを務める。現在、株式会社ジパング経営戦略本部シニアアナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あおさわ

4
日米の企業経営の形の違いから今現在の各々の経済状況を説明してくれています。なぜ外国の社長はあんなに給与をもらうのか不思議でしたが。日本的な感覚から見てまさしく「おかしい」状況なんですね。わかりやすい。2012/06/21

カインズ

4
【何もしないが会社を救う】アメリカにおけるサービス産業の拡大によるエリート経営者と一般勤労者との報酬格差及び製造業の衰退を指摘し、それとは対照的に大衆による頼りないマネジメントを行いながらも、激しい競争を経て高度な製品を作り出す日本企業のあり方を論じる一冊。自ら学ぶ姿勢を持ち高いレベルを誇る日本の現場に必要なマネジメントは、余計な介入をしないことだと説く。実に痛快な意見である。エリート批判と関連してのデフレを肯定する見解には賛同できない部分もあるものの、様々なデータから導かれる日米比較には一見の価値あり。2011/09/23

T坊主

2
日米の経営の違いを述べながらその本質も述べている。1.過当競争業界(日本)と独占企業(米)2.エリート経営者(米)と無能無策経営者(日本) 3.エリートの支配(米)と現場が導きマネジメントはついてくる(日本) そしてこれからの経営の軸は、出しゃばらない、教えるよりは学ぶ、作為の無い、政策の無い経営が良いと。優れた企業は、学ぶ組織、学び続ける組織でなければならないと。2012/05/09

gkato

0
かなり著者の思想が強すぎて日本賛歌になりすぎだけどこういう考え方もあるのかな。。2017/01/14

Takashi Shibayama

0
日米の経営のスタイルの違いはわかるが、まあ、感想を書くほどの本でもないな…2011/10/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4095353
  • ご注意事項