PHP新書<br> 日本企業にいま大切なこと

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PHP新書
日本企業にいま大切なこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 212p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569797137
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0234

出版社内容情報

成功しているグローバル企業の共通点、それは「日本的」であった! 本家本元・日本の強みをいまこそ自覚し、逆転の経営戦略を語ろう。

内容説明

情緒的、非効率、ガラパゴス…「だから世界では戦えない」と指弾された日本企業は、CSRにコンプライアンスと論理的・科学的経営を妄信してきた。ところがアップルやグーグルをはじめ世界に冠たるグローバル企業は、もはや「アメリカ型」に懐疑的。むしろ「共同体の善」「現場の暗黙知」といった日本の「当たり前」が注目されているのだ。日本人自身が忘れた「日本の強み」を自覚せよ。「知識創造理論」を広めた世界的経営学者と「見える化」を唱えた現場主義の経営戦略家が、海外に売り込める日本の価値観を語り合う。

目次

日本の経営者は「実践知のリーダー」である
第1部 成功している世界企業は「アメリカ型」ではない(リーマン・ショックと大震災で何が変わったか;横文字思考の“毒”;傷ついた日本の「暗黙知」と「現場力」)
第2部 海外に売り込める日本の「強み」(ムダが多いはずの「総合力」が生きる時代;世界に注目される共同体経営;優秀な個を結集する「チーム力」)
第3部 スティーブ・ジョブズに学ぶ「日本型」リーダーシップ(意思決定のスピードをいかに上げるか;優秀なミドルをどう育てるか;賢慮型リーダーの条件)
リーダーはつねに現場とともにあれ

著者等紹介

野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
1935年東京都生まれ。一橋大学名誉教授、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院ゼロックス知識学ファカルティ・フェロー、クレアモント大学大学院ドラッカー・スクール名誉スカラー、(株)富士通総研経済研究所理事長。早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造(株)を経て、カリフォルニア大学バークレー校経営学博士(Ph.D.)。南山大学教授、防衛大学校教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授などを経て、現職。「知識創造理論」を広めた世界的なビジネス思想家として知られる

遠藤功[エンドウイサオ]
1956年東京都生まれ。早稲田大学大学院商学研究科(ビジネススクール)教授、(株)ローランド・ベルガー日本法人会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機(株)、米系戦略コンサルティング会社勤務を経て、現職。ローランド・ベルガードイツ本社の経営監査委員、カラーズ・ビジネス・カレッジ(CBC)学長、中国・長江商学院客員教授なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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