出版社内容情報
大災害の余波と多額の累積債務を抱える日本。最大のピンチをチャンスに変える「新・日本力」の源泉を、金融・企業の両面から考える。
【著者紹介】
住信基礎研究所主席研究員
内容説明
国債が暴落しても輸出産業は伸びる。EV、小型ジェット、ロケット打ち上げ技術、スーパー・コンピュータetc.まだまだ続く日本の優位。いまさら人に聞けない新聞やネットの活用法、情報を「読み取る技術」も満載。
目次
第1章 情報を「読み」「取る」技術(見えそうで見えない市場;新聞報道はニーズを満たしているか ほか)
第2章 日本のほんとうの産業力(「格付け」とは何か;パワーとは「産業力」である ほか)
第3章 ゆがみ続ける世界経済(「通貨」をめぐる世界論争;アメリカの「通貨敗戦」 ほか)
第4章 日本は司令塔になれるか(グローバル環境が制約になる;先進国も不安でいっぱい ほか)
著者等紹介
伊藤洋一[イトウヨウイチ]
住信基礎研究所主席研究員。1950年、長野県諏訪市生まれ。73年、早稲田大学政治経済学部卒業。金融市場からマクロ経済、特にデジタル経済を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たー
5
何か期待してた内容とちょっと違ったなぁ。2011/10/15
makottia
2
Podcast組です。著者の本は何冊か読んでますがこの本はもっと、本のタイトルに特化した内容でもよかったかな、と思います。金融について諸々書いてありますが日本の産業力についてもっと知りたかった。他の方が書いてるように消化不良な部分はある本です。2011/10/23
Kaedina
1
第2章「日本のほんとうの産業力」が本書の肝なので、ここをもっと詳しく紹介してほしい。その他の章は別の本に分けても良かったのでは?ラジオで拝聴する伊藤さんの番組が活字化されたような本。2013/06/22
katopon
1
この1冊を読んだだけで何かをつかもう、とするのではなく、これをきっかけに日本が持っている力を理解するためのアンテナを張る。そんな読み方をする本です。伊藤さんが出演されているテレビ番組やラジオ番組と有機的につなげる、そんな活用をしていきたい。2012/02/05
Akifumi Nishimoto
1
肝心の産業力について,あまり書かれていないのが残念.2012/01/15