脳が変わる考え方―もっと自由に生きる54のヒント

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569794631
  • NDC分類 159
  • Cコード C0034

内容説明

脳の「楽観回路」を育てよう。「頑張ればいい」という考えをまず捨てよう。将来が見えない時代の脳の取扱説明書。

目次

第1章 日本人が変わるために(世界中がネットワークで結びつく時代;ブランド大学がガラパゴス化する ほか)
第2章 自分の「安全基地」をつくる(「何をしたときに褒められたか」で行動パターンは決まる;天才はいかにして生まれるか ほか)
第3章 根拠のない自信をもち、フロー状態をめざす(脳の「楽観回路」を育てよう;根拠のない自信とそれを裏付ける努力を ほか)
第4章 コミュニケーション力と創造性を高める(二つのCが求められる時代;人工知能から見ると、人間の会話は驚異的である ほか)
第5章 脱藩のすすめ(実力さえあればいい;挨拶抜きにいきなりやる ほか)

著者等紹介

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年生まれ。脳科学者。ソニー・コンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。2005年『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、2009年『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しょーた

52
【図書館本】返却前に再読。『脳が変わる生き方』の第二弾。今回も幾つか有意義な考え方を吸収できた。個人的に重要だと感じた考え方を、自分なりに解釈して以下列挙。日本のどこにいても世界と繋がっている意識を持つこと。偶有性を楽しむ。根拠の無い自信を持て、それを裏付ける努力をしろ。前の人が言っていないアングルから新しい考えを述べよう。利他性のコミュニケーション(他人のため)と創造性(豊富な経験×意欲)が大切。燃えるような情熱は受難との向き合いから生まれる。徹底的に負けろ。考えるな、感じろ、そして、何より楽しめ。2014/04/11

anco

11
不確実な状況にワクワクしているときこそ、脳がその本領を発揮している。誰でも最大の欠点の近くに最大の長所がある。瞬間集中法、環境を言い訳にせず、過去は一切無視、次の瞬間には全力でやる。フロー状態、リラックスしているけど集中している状態で仕事をする。そのためには知識や技術を身に付ける準備が必要。だからこそ、根拠のない自信が必要。フロー状態になるためには脱抑制が鍵。リラックス状態と結びつく、決まった行動をするのも一つのやり方。人間の脳には利他的行動の回路があり、他人のために何かをすると嬉しい。Tanzen!2015/08/28

のし

9
予想していた内容と、少し違いました。茂木さんの方法論に、脳の考え方を絡めたような内容でした。独特な感じで面白かったです。2013/07/30

忘備録

6
日本人が今直面している問題について、脳科学的な視点から考察している。ガラパゴス化している日本社会の中で埋もれていてはいけない。偶有性の海に飛び込むことができる人間にならないといけない。そしてそのためには自分自身の安全基地を持つことだ。とことん失敗し、努力し、根拠のない自信を持つ。踊れ!2016/11/22

ゆーご

4
“自分の人生をどうしたらよいかわからなくて、自信もなくて、でも何かをつかみたい” と悩んでいる若者たちと話すと彼らには共通の特徴があるいう それは… 一生懸命、どうしたら自分が助かるか どうしたら仕事が得られるのか 恋人と出会えるのか 経済的に自立できるか 自信が持てるのか と思い悩んでいるのですが、考えていることが全部、自分のことだという 自分にとってすごくはっとさせられた話でした いかに自分自身の呪縛から解放されるかで人間の価値が決まってくると気づかされた一冊でした(TдT)2013/02/02

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