内容説明
一般のサラリーマンから投資家、プロのギャンブラーまで、大きな幸運に恵まれた人物たちすべてに共通していた特徴とは？そこには、一見、常識とは異なる意外な法則性が潜んでいた。
目次
第１部 旅の始まり（運の良い人、悪い人；二つの数奇な人生）
第２部 運とは何か―科学的な見解（ランダム理論；超能力 ほか）
第３部 運とは何か―神秘的な見解（数字；運命と神 ほか）
第４部 運を良くする方法（運の良い人は社交性に富む；運の良い人は直感力が強い ほか）
著者等紹介
ギュンター，マックス［ギュンター，マックス］［Ｇｕｎｔｈｅｒ，Ｍａｘ］
英国生まれの作家、ジャーナリスト、投資家。１１歳で米国に移住。プリンストン大学卒業後、『ビジネスウィーク』誌勤務を経て、『プレイボーイ』『リーダーズ・ダイジェスト』『サタデー・イーブニング・ポスト』などの雑誌、新聞に寄稿するようになる。父親はスイス銀行界で活躍した人物で、世界的に名を知られた「チューリッヒの小鬼たち」と呼ばれたうちの一人。自らも１３歳で株式マーケットに参入し、財を成す
夏目大［ナツメダイ］
１９６６年大阪府生まれ。翻訳家。翻訳学校「フェロー・アカデミー」講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
17
運とは、「人生を大きく左右し、人間の手で操作・制御することが不可能に見える事象」という定義がなされていました。ランダム理論や超能力、シンクロニシティ、ラッキーナンバー、占星術と予知夢の切り口で運を説明することから始まり、後半は運を良くするための5つの要素が解説されていました。おカネに置き換えるとわかりやすいなーと感じていたら、著者が『マネーの公理』と同じ方でした。2021/08/10
デビっちん
13
再読。ツキがある人は ジグザグな人生。決してなめらかな右肩上がりの運が良い人生はないのだ、といつことがよくわかりました。ツキがある人は、直感と勇気による行動が多いので失敗もたくさんします。そのダメージを最小限にしつつ、より良き道に向かって邁進しているんですねー。2021/08/16
anco
5
ランダム理論、あらゆることは起こりうる、必ずいつか起こる。ただそれがいつ起こるかが分からない。シンクロニシティ理論、似たものを集める力、偶然の一致。自分のまとう空気を完全にコントロールすることはできない。直観は情報から生まれる。十分な情報の裏付けがあるか、願望と直感を混合していないか、直観力は自らの意志で鍛えるもの。運をよくする方法、常にチャンスに目を光らせる、勇気と向こう見ずの違いの見きわめる、まずは一歩踏み出す。ラチェット効果。悲観的な態度でトラブル回避。人生はつるつる滑る石鹸のようなもの。2016/01/11
超新星
3
運についてのオカルト的な話ではなく、運をコントロールするにはどうすれば良いかという至極真っ当な内容。悲観的な思考で、練習、準備を怠らない。運が良い人は社交的というのに、なるほどと感じた。2016/08/01
たくろー
3
予想以上に奥の深い内容だった。 「運をコントロール」などと言うタイトルは胡散臭く感じたが、内容は非常に充実していて、素晴らしい自己啓発本だと思う。2015/04/16
