PHP新書<br> 世界を知る力 日本創生編

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世界を知る力 日本創生編

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569793504
  • NDC分類 304
  • Cコード C0230

出版社内容情報

日本人の歴史意識と地政学から日本創生の視座を示す。未曽有の国難にいかに立ち向かうか? ベストセラー『世界を知る力』待望の続編。

内容説明

日本中の人々が、不安、苦悩、孤独感にさいなまれている。「日本は再生できますか?」―親鸞聖人の思想、幕末の志士たちの生き様、関東大震災の教訓…私たちの歴史を振り返ることで見えてくるものは何か。ユーラシア大陸東端に位置する日本の地政学的な可能性、そして「原子力という火」と対峙する近代主義者としての覚悟。「絶対他力」からはじめて自立自尊の大切さが浮かび上がる。いま本気で考えるべきことは何か。真の復興構想と新しいエネルギー戦略を掲げる『世界を知る力』待望の続編。

目次

はじめに 思考の再起動のために―根拠のない悲観と楽観を超えて
第1章 歴史意識を深めるということ―生命のつながりをどこまで認識できるか
第2章 日本人の魂の基軸とは―簡単にくじけない意思を想う
第3章 関東大震災に何を学ぶか
第4章 日本創生の目指すべき方向性―真の復興構想とは何か
第5章 新しい国家エネルギー戦略の考え方―原子力へのこだわりと新しいエネルギーベストミックスを求めて
おわりに 内向する時代の空気のなかでもう一度世界のなかの日本という視界で考えてみよう

著者等紹介

寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。調査部・業務部を経て、ブルッキングス研究所(在ワシントンDC)に出向。米国三井物産ワシントン事務所長、三井物産戦略研究所所長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、三井物産常務執行役員等を歴任し、現在は日本総合研究所理事長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長。著書は『新経済主義宣言』(第15回石橋湛山賞受賞、新潮社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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モッタ

12
★★★★☆ 寺島実郎版「道をひらく」だと感じた。日本人一人ひとりの思考を変える事で、彼は日本創生に導こうとしている。親鸞の思想を取り上げ、その思想を基軸とした考え方を持つ事により、私たちの思考はより強固なものとなる。それを全て信じればいいというわけではない。自らその思想について考え、物事を判断するべきなのだ。2011/11/23

ゆきを

9
東日本大震災の復興に向けてどうすべきか、との視点。改めて、震災を感染症に置き換えて読んでみました。「根拠のない楽観と悲観は思考停止になる」とは、まさに仰る通り!感染症後の世界はどうなるのか。筋道を立てて深くかんがえる。これしかないですね。 「不死鳥はただ己の灰のなかから復活する」といった新渡戸稲造の言葉も、今の日本に向けられた激励に感じました。2022/09/10

ミッキー・ダック

4
3.11震災後の日本の状況は、政党政治が機能不全に陥った関東大震災直後に似ている。ファシズムに走った轍を踏まないよう、世界の中の日本という視界における新しい日本のビジョンが必要だ。戦後65年経つのに、米国に隷属したままで近隣諸国との信頼関係も築けていない日本は、親鸞が説いた自立自尊の魂を失っている。アジアのダイナミズムに向き合った東北の産業再生、エネルギー、環境等の具体的な政策提案をしている。国際社会での存在感を維持するために、原子力の平和利用の技術的基盤を維持すべきだという主張は独特だ。 2012/11/18

gokuri

3
3.11から半年の時点での、寺島氏の所見を親鸞、漱石、関東大震災などをふりかえりつつ、後半で原子力の利用を含む日本の創生について語る。語られることの多くは、説得力があるし、危機感をあおりつつも、なんとなく楽観的なところがすくいかもしれない。独特の世界観だなと思ってしまう。2016/01/25

わらびん

3
歴史に学ぶということは、常日頃から色々な場面で言われているが、関東大震災・親鸞と例題を挙げて、説明してくれているのでわかりやすい。確かに関東大震災直後の混乱は聞いたことはあるが詳しくは知らなかった。ただ今回の原発に係わる風評被害というのを今になって振り返ると、考えてしまう。2011/11/22

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