内容説明
イラク戦争、サブプライムローン、ギリシャ危機…、世界情勢を巡る数々の事件で莫大な利益を手にしているのは誰か。覇者達はあの手この手で搾取を目論んでいる。ならば我々はさらに目を見開いて、彼らの思惑を見破る必要がある。その手段が「誰が得をしているのか」というB面を探る方法だ。次々と明らかにされる衝撃的な国際情勢の裏側と各国の思惑。次の標的となるのは莫大な日本資産かもしれない。どうすれば我々の財産を守れるのか。
目次
プロローグ B面から経済の本質が見えてくる
第1部 世界経済を牛耳るアメリカの意図(覇者の狙うスクラップ&ビルド“復興需要”;基軸通貨を巡るドルとユーロの戦い;ギリシャ危機は、こうしてつくられた;人民元・ドルペッグ制の終焉)
第2部 日本の金融体力を増進させる(国民にはメリットがない金融政策と税制;国の借金問題の本質を見極める;金から見る各国の通貨戦略;日本を富ます切り札“ゆうちょ”)
エピローグ 今こそ経済的な独立を果たすとき
著者等紹介
岩本沙弓[イワモトサユミ]
金融コンサルタント・経済評論家。1991年東京女子大学卒業後、日・米・加・豪の金融機関にてヴァイス・プレジデントとして外国為替、短期金融市場取引を中心にトレーディング業務に従事。銀行在籍中、青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。日本経済新聞社発行のニューズレターに7年間、為替見通しを執筆。金融機関専門誌「ユーロマネー誌」のアンケートで為替予想部門の優秀ディーラーに選出。現在、為替・国際金融関連の執筆・講演活動の他、国内外の金融機関勤務の経験を生かし、英語を中心に私立高校、及び専門学校にて講師業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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