PHPビジネス新書<br> マネーの動きで見抜く国際情勢―経済メカニズムの“ウラ・オモテ”

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PHPビジネス新書
マネーの動きで見抜く国際情勢―経済メカニズムの“ウラ・オモテ”

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569790770
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C1234

内容説明

イラク戦争、サブプライムローン、ギリシャ危機…、世界情勢を巡る数々の事件で莫大な利益を手にしているのは誰か。覇者達はあの手この手で搾取を目論んでいる。ならば我々はさらに目を見開いて、彼らの思惑を見破る必要がある。その手段が「誰が得をしているのか」というB面を探る方法だ。次々と明らかにされる衝撃的な国際情勢の裏側と各国の思惑。次の標的となるのは莫大な日本資産かもしれない。どうすれば我々の財産を守れるのか。

目次

プロローグ B面から経済の本質が見えてくる
第1部 世界経済を牛耳るアメリカの意図(覇者の狙うスクラップ&ビルド“復興需要”;基軸通貨を巡るドルとユーロの戦い;ギリシャ危機は、こうしてつくられた;人民元・ドルペッグ制の終焉)
第2部 日本の金融体力を増進させる(国民にはメリットがない金融政策と税制;国の借金問題の本質を見極める;金から見る各国の通貨戦略;日本を富ます切り札“ゆうちょ”)
エピローグ 今こそ経済的な独立を果たすとき

著者等紹介

岩本沙弓[イワモトサユミ]
金融コンサルタント・経済評論家。1991年東京女子大学卒業後、日・米・加・豪の金融機関にてヴァイス・プレジデントとして外国為替、短期金融市場取引を中心にトレーディング業務に従事。銀行在籍中、青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。日本経済新聞社発行のニューズレターに7年間、為替見通しを執筆。金融機関専門誌「ユーロマネー誌」のアンケートで為替予想部門の優秀ディーラーに選出。現在、為替・国際金融関連の執筆・講演活動の他、国内外の金融機関勤務の経験を生かし、英語を中心に私立高校、及び専門学校にて講師業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Megumi Odajima

3
この世の中で、偶然に起こることの方が少ない」まったく、できることならルールメイキング側になりたいものです。 何故知らずに生きてこられたのかと、恥ずかしくなっちゃうくらいお勉強になる1冊。 こういうことをほとんど知らない・気にしない大衆に民意を問われてもね~。と、民主主義を否定したニーチェ先生に一票だな。2014/03/19

メルセ・ひすい

1
14-49 相場・為替・臨場感!…9.11を遡ること2か月、7/18の東京の夕方遅くロンドン市場で、特に何も相場を動かす材料なしの中、対スイスフランS.F相場で突如!ドル売り!(*_*)ワズカ2~3時間のことであったが200~300p.、円の感覚でいえば2~3円$が暴落!。それ以降もSF買いは断続的に続く、それが対全通貨SF買いであればニュースがなくてもスイス国内要因と断定できる。しかし、大幅なSF買いが起きたのは、米$とカナダ$である。欧州だけを取り上げてみれば、米国寄りの英£が売られ、SFが買※2011/02/05

どりたま

0
国際情勢の表(A面)と裏(B面)を見るという切り口で書かれた本。最初は裏を読むとは怖い話だな~と思っていけど、最後のまとめ(エピローグ)のところに著者の主張(今後の日本の在り方)を読んで怖い話じゃなく、これがグローバル的な考え方だということがわかりました。グローバル化が叫ばれている現在、考え方も当然グローバル化しないと日本は本当に危ないと思います。2010/10/27

しゅわっち

0
もっと読まれるべき本に感じます!メディアの情報操作も書かれているため、メディアで取り上げられないかも。

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