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カラー版 望郷酒場を行く―東京で味わう故郷の店

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569790244
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0295

内容説明

沖縄県代表「おもろ」、石川県代表「のとだらぼち」、山形県代表「もー吉」、秋田県代表「太平山酒蔵総本店」…。東京には、故郷の懐かしい味、旨い酒を出す店がたくさんある。豆腐よう、いしりの貝焼き、いもご煮、きりたんぽ鍋など、その土地ならではの料理を食するのは、都会に行き交う人々にとって何よりの楽しみ。本書では、東京にある47都道府県を代表する味の店イチオシの料理と酒を紹介する。店主、そして店に集う人々の話と著者の思い出が交り合い、故郷の風景が蘇る。

目次

沖縄 おもろ―ゴーヤチャンプルー、豆腐よう
鹿児島 薩摩おごじょ―きびなご、薩摩揚げ
熊本 あまくさ―天草大王の水炊き、極上桜肉盛り合わせ
佐賀 九州まつら―呼子イカ姿造り、唐津名物魚ロッケ
長崎 出島厨房―皿うどん、平成しっぽくプレート
宮崎 みやこんじょ―チキン南蛮、レタス巻
大分 豊後―きらずまめし、一夜干しカレイ
福岡 開戦前夜―もつ鍋、馬刺し、めんたいこ
高知 土佐鮮・活・処そのまんま―コース料理
愛媛 がいや―鯛めし、じゃこてん〔ほか〕

著者等紹介

森まゆみ[モリマユミ]
1954年、東京都文京区生まれ。作家・地域雑誌編集者。早稲田大学政経学部卒業。1984年、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」(愛称・谷根千(ヤネセン))を発刊し話題となる(2009年、94号で終刊、ホームページ「谷根千ねっと」に引き継ぎながら、アーカイブ「記憶の蔵」を準備中)。主な著書に、『鴎外の坂』(新潮文庫、平成9年度、芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(講談社、JB紀行文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koki Miyachi

9
森まゆみが東京の望郷酒場を行く。東京で味わえる47都道府県の味の店めぐり。食とお酒に造詣の深い森まゆみときいて興味津々で手に取った。確かにそれぞれに魅力的なお店であり、行ってみたい店も数多くあった。店の成り立ちや店主のヒストリーを聞き、故郷に思いを馳せながら一献を傾ける。それなりに面白くはある。しかし筆者が全ての店を知っている筈もなく、大半が編集者が探して来た店であるようだ。編集者ではなく、森まゆみの特別の望郷酒場を数少なくてもいいから紹介して欲しかった。やや出来がいい居酒屋ガイド、かな。2015/06/03

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

1
☆×5.0…わぁ、思わずお腹がすいてくるではアリませんか。47都道府県の望郷酒場がずらり。中にはチェーン店のものもありますがそれでも個性を感じさせてくれるのがすばらしいです。あ、私日本酒苦手だということ忘れてました(笑)2011/05/25

はち

1
酒がのみたい(笑)その土地土地によって旨いものはあるけど、やはり西日本のものにそそられる。2010/08/23

ちゅるふ

0
産院が山手線の内側ということらしいので故郷は東京らしい私の場合、地方にいって「江戸前」の酒場でも探せばいいのだろうか。2010/10/10

ゆき

0
企画的に仕方ないのでしょうが、途中で飽きた…2020/10/02

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