出版社内容情報
明るい気持ちになる写真入メッセージブック。
過剰な欲に振り回されていびつになった社会とその中で疲れ果てた人の心。人間らしい温かみのある生き方を取り戻すためのメッセージ集。
「もっといい人にならなければ」
▼「もっとよい仕事をしなければ」
▼「もっと人のために役立たなければ」
▼もっと、もっと、もっと……。
▼がんばればがんばるほど、苦しくなっていく。
▼過剰な「欲」に振り回され、心が自由を失っていく。
▼
▼時代が「欲」を追求し続けてきた結果、人も社会も行き着くところまで行き着き、いま大きな転換点を迎えています。
▼「よくばらない」と、今まで感じられなかった風を感じるようになります。
▼「よくばらない」と、忙しすぎた時間がゆっくりと回りはじめます。
▼「よくばらない」と、人生でなにが本当に大切だったのかが見えてきます。
▼数字や効率性に追われる生き方から、自然の美しさに感動し、人との絆を深める生き方へ――写真家前田真三・前田晃親子の北海道の美しい風景写真を背景に、叙事詩のような言葉とエッセイが紡ぎだされていきます。疲れた心を癒し、人間らしい温かみのある生き方を取り戻すためのメッセージ集です。
●第一章 心を見つめる
●第二章 絆を深める
●第三章 人間の生き方
●あとがき
●写真家プロフィール&写真一覧
内容説明
ちょっぴり辛くなった時、手に取ってください。―心が自由になるメッセージ集。
目次
第1章 心を見つめる(いのちはつながっている;インターバル;1パーセント ほか)
第2章 絆を深める(はずれくじ;半分;弱くていいんだよ ほか)
第3章 人間の生き方(村の哲学者の死;涙の結婚式;よくばらない生き方 ほか)
著者等紹介
鎌田實[カマタミノル]
1948年、東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。長野県の諏訪中央病院にて、地域医療に携わり、「住民とともにつくる医療」を提案・実践する。1988年、諏訪中央病院院長に就任。2005年、同院を退職。現在、名誉院長。2001年、ベラルーシ共和国大統領より「フランチェスカ・スコーリヌイ勲章」を受章。2006年、NGOとして読売国際協力賞受賞。2009年、ベストファーザー賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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