権力の道化―高速道路「民営化」と「無料化」の虚構

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  • サイズ B40判/ページ数 283p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569774381
  • NDC分類 514.06
  • Cコード C0030

出版社内容情報

日本の道路改革は誰によって歪められたのか。

日本の道路改革は、どこを、どう間違ったのか。新政権が高速道路無料化を提唱するなか、話題作『権力の道化』に大幅加筆し、緊急発刊。

民主党政権が高速道路の一部無料化を提唱しているが、今後、日本の道路改革はどう展開していくのか。小泉政権時代の高速道路「民営化」を綿密に取材した著者は、「偽りの民営化」によって決められた返済計画が崩れることを予想する。返済計画の遅れは税金で補われることになっているので、そのツケは子供や孫の世代に回される。そんなことが許されてよいはずがない。

▼では、私たちは高速道路をどのように維持、運営すればよいのか。民主党が主張する「無料化」の場合、高速道路の維持管理に必要な巨額の資金を毎年税金で賄わなければならない。社会保障などの財源不足のなかで、いまの日本にとって、果たしてそれは最善の案なのだろうか。

▼歪んだ「改革」の実態を辿り、見つめ直すところから、道路改革のあるべき姿が見えてくるのではないか――。2004年に新潮社より刊行された話題作『権力の道化』(2006年に改題して文庫化)に大幅加筆し、緊急発刊。

●新版のためのまえがき 
●はじめに ――この国は一体、誰のものか 
●第一章 出来レースの始まり 
●第二章 中村案への擦り寄り 
●第三章 「妥協作家!」 
●第四章 権力の道化 
●第五章 言論人による言論弾圧 
●おわりに ――この国を取り戻すために 
●文庫版あとがき

内容説明

歪んだ改革の実態を見つめるところから、道路改革のあるべき姿がみえてくる。

目次

はじめに この国は一体、誰のものか
第1章 出来レースの始まり
第2章 中村案への擦り寄り
第3章 「妥協作家!」
第4章 権力の道化
第5章 言論人による言論弾圧
おわりに この国を取り戻すために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

23
△長期的観点を持たない日本の欠点は同意します。言いたいことはわかりますし、私も軽蔑している相手とはいえ、やや個人攻撃がしつこく繰り返されているように感じられ、読むのがしんどくなりました。2023/11/24

sunny__ken

0
文章が感情的で支離滅裂。猪瀬直樹をだめだししたいという気持ちは良く伝わりました。2010/07/20

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