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政権交代の内幕―民主党は日本をどう変えるのか

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  • サイズ B40判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569773391
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

出版社内容情報

民主党は日本の何を変えようとしているのか?

誰よりも民主党を知る政治ジャーナリストが明かす「民主党維新」の本質。自民党を下野させた民主党が戦う相手は、霞が関のなかにいる!

2009年8月30日の衆議院選挙は、日本政治史に一線を画する結果となった。長年にわたり磐石の地盤を築いてきた自民党は、なぜ今回、惨めきわまりない敗北を喫することになったのか。また、115議席から308議席に飛躍した民主党への「国民の期待」は、はたして実を結ぶのか。「寄り合い所帯」「マニフェストに現実味がない」というメディアの批判は正しいのか。著者はこれらの疑問に答えを出すべく、フリーランス・ジャーナリストの立場から鳩山由紀夫氏、小沢一郎氏をはじめ、民主党首脳の動向に肉薄。総選挙の現場を探るため全国を踏破し、「政権交代」の舞台裏をえぐり出す。さらに、選挙時に民主党が訴えた「脱・官僚主導の政治」が実現すれば、日本という国家の姿は、いままでとはまったく異なるものになる。自民党の崩壊とともに、政・官・財の癒着のトライアングルもまた「ぶっ壊れる」のか。興味がつきない新政権の内実に、深く切り込んだ一冊。

●序にかえて 
●第一章 ドキュメント総選挙 ――そして自民党は崩壊した 
●第二章 官僚内閣制の罪と罰 
●第三章 民主党は霞が関に勝てるか 
●第四章 宰相・鳩山由紀夫論

内容説明

財源はある!脱・官僚政治は実現できる!民主党を知り尽くしたジャーナリストが総選挙後緊急発刊。

目次

第1章 ドキュメント総選挙―そして自民党は崩壊した(「お仕置き」程度では済まなかった;自民党への「嫌悪感」 ほか)
第2章 官僚内閣制の罪と罰(腐敗した鉄のトライアングル;田中派は「陳情の総合病院」 ほか)
第3章 民主党は霞が関に勝てるか(的外れだった「ねじれ国会」論;政権担当能力の試金石となった小沢氏の秘書逮捕 ほか)
第4章 宰相・鳩山由紀夫論(鳩山執行部は政権奪取後を見据えた戦略だった;「菊をつくった」鳩山代表 ほか)

著者等紹介

上杉隆[ウエスギタカシ]
1968年、福岡県生まれ。都留文科大学卒業。NHK報道局勤務、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者などを経て、フリージャーナリストとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
選挙に勝つのは重要だが、より重要なのは買ったあとで何をするかである。勝利することが目的となってしまった場合、その後何もできない事が多い。トップがそのような状態に陥ってしまえば、不幸になる人間の数は非常に多くなる。そうならないようにするためには、先を見る目が必要になる。2013/07/17

gonta19

2
2009/9/21 Amazonより届く 2009/10/4 上杉氏はいろんなテレビ、ラジオに出演するジャーナリスト。Podcastで聴いて、最近私が信頼しているジャーナリストの一人。本書では、先日の選挙の裏、民主党政権の課題、官僚支配の実態、鳩山首相についてが論じられている。非常に分かりやすく、自民党時代の政治の行き詰まり、今後何が課題か、などがまとめられている良書。今回の政権交代が産み出すであろう政治のダイナミズムを体感して、日本人ももっと民主主義というものに目覚めないといかんのだろうなぁ。いつまでも2009/10/04

Akio Kudo

1
★★★★ 今から10年以上も前の本だが、今でも通じるくらい示唆に溢れている。的確な指摘と分析は参考になる2019/08/16

海月

0
このころは期待してたんだよなぁ・・・。上杉氏はわかりやすくていい。2013/01/26

ホリエンテス

0
09年の政権交代時に書かれた本。今となっては切ない内容。民主党じゃ日本を変えられ無かったなぁ…。マニュフェスト20兆の予算の削減はどうなったんだよ。それどころか増税か。小沢一郎がまともに見える(+_+)2012/07/03

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