出版社内容情報
多文化多人種時代の日本はどこへ向かうのか?
30人に1人がハーフとして生まれる現代日本。彼らのアイデンティティはどこにあるか? 多人種時代の実相に気鋭のジャーナリストが迫る。
芸能人をはじめスポーツ選手やキャスターなど、ハーフ(ミックス)の活躍ぶりを目にする機会が増えた。現在、日本では新生児の約30人に1人が「両親のどちらかが外国人」だという。彼らの素顔やアイデンティティとは? 二つの異なる文化をどのように吸収したのか? また、欧米系とアジア系では、どのような意識の違いが見られるのか? 本書では、20~30代のハーフを多数取材しながら、若い世代の目線でグローバル社会の生き方を問う。彼らは、複数の言語を体得できる環境にあるため、活躍の場も広げやすい。その一方で、ハーフはいわれなき差別も受けている。さらに、青年期には自己アイデンティティの確立に悩む経験も持っている。そのことが精神的に成長する要因にもなっているようだ。著者は、ハーフの家族観、教育観、日本観などを取材しながら、「トランス・ヒューマンな生き方」を提唱する。真の国際人となるために、示唆に富んだノンフィクションである。
●序章 今、なぜミックスの時代なのか
●第1章 欧米系ミックスたちの素顔とアイデンティティ
●第2章 アジア系ミックスたちの素顔とアイデンティティ
●第3章 ミックスたちの教育と家族 ――日本人という枠を超えて
●第4章 閉塞する日本という共同体 ――ミックスたちの本音
●第5章 特別視されるミックス、差別されるミックス
●第6章 帰国子女と海外に旅立つ日本人たち
●第7章 日本の優れた点はどこか ――これからも保つべき伝統・文化、美徳
●終章 真の国際人になるために ――「トランス・ヒューマンな人々」を目指す
●あとがき
内容説明
芸能人をはじめスポーツ選手やキャスターなど、ハーフ(ミックス)の活躍ぶりを目にする機会が増えた。現在、日本では新生児の約30人に1人が「両親のどちらかが外国人」だという。彼らの素顔やアイデンティティとは?二つの異なる文化と言語をどのように吸収したのか?また、欧米系とフジア系では、どのような意識の違いが見られるのか?本書では、20~30代のハーフを多数取材しながら、若い世代の目線でグローバル社会の生き方を問う。真の国際人となるために、示唆に富んだノンフィクション。
目次
序章 今、なぜミックスの時代なのか
第1章 欧米系ミックスたちの素顔とアイデンティティ
第2章 アジア系ミックスたちの素顔とアイデンティティ
第3章 ミックスたちの教育と家族―日本人という枠を超えて
第4章 閉塞する日本という共同体―ミックスたちの本音
第5章 特別視されるミックス、差別されるミックス
第6章 帰国子女と海外に旅立つ日本人たち
第7章 日本の優れた点はどこか―これからも保つべき伝統・文化、美徳
終章 真の国際人になるために―「トランス・ヒューマンな人々」を目指す
著者等紹介
山下真弥[ヤマシタマヤ]
1982年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。作家、ノンフィクションライター。一部上場企業勤務を経て、ラ・フェミテ事務所にて本格的な作家活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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