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巨富への道―創業の極意を探る

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569772110
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

7人の創業者に学ぶ事業成功の要諦と秘訣。

AOKI、ニトリ、ファンケル、カプコン、スターツ、ドトールコーヒー、富士ソフト。7社の創業者への取材を通してわかった成功の要諦。

創業に成功し、大富豪になるための条件とは何か。

▼AOKIホールディングス、ニトリ、ファンケル、カプコン、スターツコーポレーション、ドトールコーヒー、富士ソフト。これらの7社は、不況の只中にある現在でも増収増益を続けている超優良企業である。しかし、各社ともけっして順風満帆だったわけではない。ゼロからのスタート、あるいはマイナスからのスタートで成功を勝ち取ったのである。

▼7社と関係の深い著者が、それぞれの創業者へインタビューを実施。波瀾万丈の人生を聞き取りながら、卓越した洞察力で成功するための人間像に迫る!

▼「このインタビュー(ケーススタディ)を通じて発見した創業の極意と巨富を得る共通点(原理)とは何か。それを明瞭端的に答えるには至らなかったが、巨富を得るのに必要な人間的要素には迫れたような気がする」

●序章 大富豪になる五つの条件 
●第一章 始めに意志ありき 
●第二章 ニトリは“進んで損をする” 
●第三章 ファンケルは不安を許さない 
●第四章 感性を司る会社・カプコン 
●第五章 スターツは社員を拾い上げ、個性を伸ばす 
●第六章 ドトール「幸福提供業」の使命 
●第七章 「ITの脳」を創る富士ソフト

内容説明

AOKIホールディングス、ニトリ、ファンケル、カプコン、スターツコーポレーション、ドトールコーヒー、富士ソフト―創業者が語る成功の5つの条件!7社のケーススタディを通じ、卓越した洞察力でその人間像に迫る。

目次

序章 大富豪になる五つの条件
第1章 始めに意志ありき―紳士服量産のパイオニアが見出した高品質・低価格への道 AOKIホールディングス社長・青木擴憲
第2章 ニトリは“進んで損をする”―家具・インテリア販売の業界トップが貫く値下げの哲学 ニトリ社長・似鳥昭雄
第3章 ファンケルは不安を許さない―無添加と通信販売で急成長した化粧品会社の発想力 ファンケル名誉会長・池森賢二
第4章 感性を司る会社・カプコン―『バイオハザード』など世界的ヒットを連発する戦略 カプコン会長・辻本憲三
第5章 スターツは社員を拾い上げ、個性を伸ばす―「ピタットハウス」から『OZマガジン』まで多角化を究める経営 スターツコーポレーション会長兼グループCEO・村石久二
第6章 ドトール「幸福提供業」の使命―「コーヒー革命」を巻き起こした業界最大手チェーンの足跡 ドトールコーヒー名誉会長・鳥羽博道
第7章 「ITの脳」を創る富士ソフト―『みんなのシアターWii』からGPSソフトまで世界に広がる事業領域 富士ソフト会長・野澤宏

著者等紹介

堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業とともに通産省(現経済産業省)に入る。日本万国博覧会を企画し、開催を実現させる。1978年通産省を退官、執筆・評論活動に入る。1998年7月より2000年12月まで国務大臣経済企画庁長官を務める。現在、早稲田大学日本橋キャンパス学督、上海万国博日本産業館代表兼総合プロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harhy

2
時代背景は違っても、創業と拡大につながったのは、どこかに共通項らしきものがあるよう。夢がまず一つ。それにアイデアと、逆境をものともしない気迫と決意なのだろうが、結果的にみると、その時の創業者は、時代的な意味があったんだろうななどと思えてくるなあ。2013/02/10

しゃべる案山子

2
最近の堺屋さんの発言はじめ、世の中は大きな転換点を迎えている気がします。金儲けがすべてではなく、知足共生、つまり足るを知り、多様な価値観を受け入れる寛容な社会構築。これが大事なのかなと本書を通じて感じました。IPOで一過性の富をえるのではなく、遠くは社会への利益還元って創業理念があったからこそ市民からの尊敬を得るのだと。タイトルは巨富の道ですが、中身は未来への提言のように思えました。2010/06/21

あっこ

1
ゲーム会社カプコンが取り上げられていたので読みました。カプコンだけでなく、不況の時代に先を読んでいち早くアイディアを取り入れることで大成功を収めています。 ドトールコーヒー創業者の話がお気に入りです。人柄がとても良いです。2022/10/06

mtsuka

0
財をなし名を上げた人々はみな、強い憤懣を抱いている。大抵の事業は昔誰かが創った既成のビジネスモデルを利用している。コンセプトも重要だが、二次共鳴を呼ぶおもしろさや、時代の空気に馴染むことも大切。一代で富を築いた起業家も偉いが、「お金を貯めるのは駅前で走って1台早い電車に乗るようなもの」などベートさんの言葉が興味深い。2016/04/22

くらーく

0
時代を感じるね。創業者の人生が、今の時代では無理だろうと思う。自分だけじゃない、あんな奴が出来るのなら自分だって出来るだろうって、思い込みと時代の空気は大事。数多くのチャレンジがあれば、少数の成功事例は出てきて当然。そこには多くの挫折はあるけれど。そういう意味では就職時期が氷河期だった団塊ジュニア世代には期待しているのだが。2016/02/13

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