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内容説明
二十世紀最大の発見といわれるアインシュタインの相対性理論は、どこが真に革命的だったのか?お茶の間でも人気の科学者が、「時間の遅れ」「物体の縮み」など、相対性理論のポイントを踏まえてわかりやすく解説する。また、著者自身が人生において大きな影響を受けたアインシュタイン思想の核心を10の視点から捉えなおす。巻末には著者翻訳の相対性理論「第2論文」を全文掲載。E=mc2がいかに導き出されるのかを読み解く。
目次
第1部 アインシュタインから読み解く相対性理論(相対性理論が生まれた背景―「アインシュタイン力」が相対性理論を生み出した;相対性理論は何の扉を開けたのか―世界を変えた原理としての相対性理論;アインシュタインのロマンと相対性理論―天才のように生きれば天才になれるか)
第2部 時間・空間から読み解く相対性理論(相対性理論が導くワンダーランド―「常識」の目を閉じた時、新たな世界が開かれる;認識論としての相対性理論―「相対性理論的に考える」と発想が必ず広くなる)
特別付録 第2論文を読む―最も有名な公式「E=mc2」を完全理解するために
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。ソニー・コンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授。理学博士。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。2005年『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、2009年『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫賞を受賞。2006年より、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」キャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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