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出版社内容情報
物語を紡ぎ出す作業とはどんなものなのか。物語を書くことのできない読者にとっては実に興味のあることだ。また、どんな経緯で小説家、いや作家を志し、それがどんな形で成功し世に出ることとなったのか。
▼本書は、俳優であり、「パネルクイズアタック25」の名司会としても知られる児玉清氏が、現代の人気作家25人と対談し、創作の秘密を解き明かすものである。芸能界きっての読書家として知られる児玉氏の、的確かつ丁寧な質問に、作家たちも思わず本音をのぞかせていく。
▼東野圭吾さん「大人の鼻をあかしたかったら、本を読もう」、桜庭一樹さん「悪意も苦悩も人生の本当を書きたい」、北方謙三さん「人の心を揺さぶってこそエンターテインメント」、山本兼一さん「仕事に誇りを持っている人を書きたい」、宮部みゆきさん「物語は人間に必要なもの」など、児玉氏が引き出した作家たちの珠玉の言葉を味わえる一冊。
●作家 ――愉快で楽しい戦士たち 児玉 清
●第1章 活字から広がる創造力は素晴らしい …大崎美生さん
●第2章 子供が本好きになるのは大人次第 …森 絵都さん
●第3章 一食分の本だから最後まで読み切る …荻原 浩さん
●第4章 大人の鼻をあかしたかったら、本を読もう …東野圭吾さん
●第5章 物語が立ち昇る瞬間に立ち会う喜び …上橋菜穂子さん
●第6章 深みとストーリーは両立してこそ小説! …万城目 学さん
●第7章 悪意も苦悩も、人生の本当を書きたい …桜庭一樹さん
●第8章 小説のウソを上手に楽しんでほしい …角田光代さん
●第9章 弱い人間がハードルを乗り越えていく痛快さ …真保裕一さん
●第10章 絶望ではなく、希望をこそつづりたい …あさのあつこさん
●第11章 自分が体験できないことを書くのが創作の楽しさ …三浦しをんさん
●第12章 自分自身が透明なカメラになって …有川 浩さん
●第13章 面白がる心が読み手にも書き手にも大事 …北村 薫さん
●第14章 今は、「つまらない大人」が一番面白い …川上弘美さん
●第15章 二読、三読と重ねるのが読書の醍醐味 …町田 康さん
●第16章 本には「積ん読」だけでも不思議な力がある …江國香織さん
●第17章 人の心を揺さぶってこそエンターテインメント …北方謙三さん
●第18章 仕事に誇りを持っている人を書きたい …山本兼一さん
●第19章 小説は一人で観る「映画」みたいなもの …石田衣良さん
●第20章 小説を書くのは、死者と対話すること …小川洋子さん
●第21章 実際に経験した人の言葉が、書く時の支え …夢枕 獏さん
●第22章 本を読むことも書くことも、一種の翻訳作業 …村山由佳さん
●第23章 小説は「何を書くか」と「どう書くか」の二つが大事 …北原亞以子さん
●第24章 わかりやすさと美しさと面白さが感動の原点 …浅田次郎さん
●第25章 物語は人間に必要なもの …宮部みゆきさん
内容説明
小説って、本当に愉しいですね。芸能界きっての読書家・児玉清が、人気作家たちに根掘り葉掘り。「PHP」誌で大好評の連載対談、待望の単行本化。
目次
活字から広がる想像力は素晴らしい―大崎善生さん
子供が本好きになるのは大人次第―森絵都さん
一食分の本だから最後まで読み切る―荻原浩さん
大人の鼻をあかしたかったら、本を読もう―東野圭吾さん
物語が立ち昇る瞬間に立ち会う喜び―上橋菜穂子さん
深みとストーリーは両立してこそ小説!―万城目学さん
悪意も苦悩も、人生の本当を書きたい―桜庭一樹さん
小説のウソを上手に楽しんでほしい―角田光代さん
弱い人間がハードルを乗り越えていく痛快さ―真保裕一さん
絶望ではなく、希望をこそつづりたい―あさのあつこさん〔ほか〕
著者等紹介
児玉清[コダマキヨシ]
1934(昭和9)年、東京生まれ。学習院大学文学部独文科卒業。東宝ニューフェイス13期生として採用され、’61年『別れて生きるときも』で映画本格デビュー。『山河燃ゆ』『HERO』『鹿男あをによし』など、多数のテレビ番組に出演。人気の長寿番組『パネルクイズアタック25』などの司会や、書評家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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