出版社内容情報
日本はあの戦争に勝つチャンスが何度もあった。日本人の記憶と魂に触れる『永遠の0』の世界。
【著者紹介】
作家
内容説明
ゼロ戦(零式艦上戦闘機)は、まさに日本と日本人を象徴する飛行機であった。完成当時、速度、旋回性、航続距離で世界最高水準の性能をもつ、二〇ミリ機銃を備えた奇跡の戦闘機は、しかし、不可能を可能にする代償に「防御力」を犠牲にしたのであった―『永遠の0』の著者と保守論壇の大御所が、ゼロ戦について大いに語る。大東亜戦争を検証することで、現代日本の長所と短所が見えてくる。
目次
巻頭対談 ゼロ戦と日本刀―世界最高なのになぜ負けた?(百田尚樹×渡部昇一)
第1部 戦争の勝敗を分けたもの(真珠湾奇襲攻撃は騙し討ちか;アメリカは一度も宣戦布告をしていない;ミッドウェー海戦の敗因;ガダルカナル島でもチャンスはあった)
第2部 二十世紀の歴史は石油が動かした(エネルギー革命が戦争を一変させた;石油を制する国は世界を制す)
第3部 戦後の復興を支えたもの(敗戦を戦後の糧にした;原動力は働く喜び)
第4部 強い日本を取り戻す(マッカーサーの証言を知ってほしい;国民の声なき声が聞こえるか)
著者等紹介
百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956年大阪府生まれ。同志社大学を中退し、人気番組「探偵!ナイトスクープ」のメイン構成作家となる。2006年『永遠の0』(太田出版)で小説家デビュー。2013年『海賊とよばれた男』(講談社)で本屋大賞を受賞
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年山形県生まれ。1955年上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地で講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.phil.(1958),Dr.phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。1976年第24回日本エッセイストクラブ賞、1985年第1回正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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James Hayashi
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