出版社内容情報
経営の神様・松下幸之助と19歳で結婚、貧しい松下電器創業期から75年にわたり夫を支え続けたむめの夫人唯一の著書、待望の文庫化!
【著者紹介】
松下幸之助夫人
内容説明
主人はいまだに「六十三銭でもけっこうお肉も食べられた、けっこう暮らしていけた」と誰にでも言っていますが、実は、主人が帰ってくるまで、私がよそのお針をしていたのを知らなかったのです―。本書は、松下幸之助の妻として事業を支えた松下むめの夫人が、知られざる夫との歩み、生活信条、生きがいなどを語ったもの。屈託なく、おおらかに語られる言葉の数々が、世代を越えた共感を呼ぶ。
目次
1 私の思い出帖から(思い出の父;偉かったお母さん;子どものころ;結婚・家庭・仕事)
2 私の生活心得帖(金銭の心得;節約の時代に;お客様接待の心得;贈り物の心得;日々の生活の中で;人の使い方、使われ方;人の見方、考え方)
3 女性の生きがい(結婚の条件;夫婦のあいだ;妻として大切なこと;女性の生きがい;老いるということ;礼儀作法としつけ;教育ママへひと言)
著者等紹介
松下むめの[マツシタムメノ]
明治29年(1896)、兵庫県淡路島浦村(現在の淡路市)にて、井植家の次女として生まれる。浦高等小学校卒業後、大阪・船場の旧家に奉公に出る。大正4年(1915)、19歳で松下幸之助氏と結婚。大正7年(1918)、松下氏が創業した松下電気器具製作所(現在のパナソニックグループの前身)の草創期には、経理事務を一手に引き受ける一方、住み込み従業員の食事や風呂の世話などをして事業を支え、「社員の母」と慕われた。昭和8年(1933)、本店・工場が現在の門真市に移ったのを機に、第一線から退いたが、その後も幹部社員夫人の懇親会「みどり会」を結成し、側面から経営を支援した。平成5年(1993)9月5日、97歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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七村夏子
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itohii0626