出版社内容情報
人生のきれいな終わり方を指南する書！
お金をいくら溜め込んでもあの世には持っていけない。ではどうするか？ 「お金儲けの神様」が最後に贈る「人生の終わり方」とは？
無一文からスタートして億万長者になるためにはどうしたらいいか？ そんな読者の質問に「お金儲けの神様」が応えたのが「お金持ちシリーズ」全6巻である。第1巻『お金持ちになれる人』（ちくま新書）、第2巻『損をして覚える株式投資』（PHP新書）、第3巻『起業の着眼点』、第4巻『東京が駄目なら上海があるさ』（PHPビジネス新書）、第5巻『非居住者のすすめ』（中公新書ラクレ）、そして本書が仕上げの最終巻となる。
▼本書は、前著5冊に書かれたことを実践して功なり名を遂げた人が、最後に残った財産をどうしたらスマートに、あとに残った人に相続させることができるかを述べたもの。
▼ただし、稼いだお金をいくらたくさん家族に残しても、家族が幸せになるとはかぎらないし、遅かれ早かれ資産がなくなっていくのは世の道理。ならば、生きているうちに使ってしまうのがいちばんいいのでは？ と著者はいう。相続に頭を悩ましている人必読！
●第一章 死んだら財産争いがはじまります
●第二章 相続対策は十年の歳月をかけて
●第三章 事業は息子に継がせるな
●第四章 お金を残してもロクなことはない
●第五章 持っていけないお金はどうする？
内容説明
稼いだ資産をいくら遺族にたくさん残しても、早くなくなるか、遅れてなくなるかの違いだけ！ならば、生きているうちにやるべきこととは？「お金儲けの神様」が最後に贈るメッセージ。
目次
第１章 死んだら財産争いがはじまります（相続は人生最後の宿題です；あなたならどうしますか？ ほか）
第２章 相続対策は十年の歳月をかけて（いまや「お金が親子のかすがい」です；相続税はうまく逃げられません ほか）
第３章 事業は息子に継がせるな（日本国中が家業を捨てる時代に；家業は一代限りと思え ほか）
第４章 お金を残してもロクなことはない（香港はお金の出し入れ一切無制限；世界一の資本調達市場になったが ほか）
第５章 持っていけないお金はどうする？（お金は儲けただけではまだ半製品；お金儲けより難しいお金の使い方 ほか）
著者等紹介
邱永漢［キュウエイカン］
大正１３（１９２４）年、台湾・台南市生まれ。昭和２０（１９４５）年、東京大学経済学部卒業。昭和２１～２９年、台湾と香港にて銀行員、貿易商など国際舞台の第一線で活躍。昭和２９年から日本に住むようになり、翌３０年小説『香港』にて第３４回直木賞受賞。以来、作家・経済評論家・経営コンサルタントとして幅広く活動。現在も年間１２０回飛行機に乗って、東京・台北・北京・上海・成都・昆明を飛び回る超多忙な日々を送る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
