PHP新書<br> 現役力―自分を知ることからすべては始まる

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PHP新書
現役力―自分を知ることからすべては始まる

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  • サイズ B40判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569706825
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

球界最年長投手の真のプロフェッショナリズム。

第一線で長く生き残るためには自分をどう磨き、人から何を盗むべきか? 齢45、球界最年長ピッチャーが教えるプロフェッショナリズム。

「俺はできる人間だ」と自分の心をごまかしていないか? 「フォア・ザ・チーム」が逃げ口上に使われていないか? 「休んでいい」と言われるのをどこかで待っていないか?

▼限界を自分で勝手に決めてはいないか?

▼――成功体験を捨てて、つねに新しいことに挑戦しなければ、第一線では生き残れない。特別なことは必要ないんだ。変わるきっかけはそこらじゅうに転がっているんだから。気づくか気づかないか、それが未来を分ける残酷な境界線……。

▼限界を超えてはじめて到達できる「プロフェッショナル」の境地。プロ野球記録の実働28年目、現役最年長の45歳。それでもなお変化を恐れない強い気持ちは、どこから湧き上がってくるのか?

▼会社や組織ですらアテにならない難しい時代を生きる私たちに、みずからを活かすための指針を与えてくれる魂の1冊。

▼自惚れない、でも、へこたれない。逆境にいてこそ、むしろギラギラと目を輝かせる男の生き様を見よ!

●第1章 はじめから「プロ」の人間なんていない 
●第2章 自分を変えてくれるメッセージ 
●第3章 変えるために気づくことの大切さ 
●第4章 正解は一つじゃない 
●第5章 いつも心にクエスチョンを

内容説明

―成功体験を捨てて、つねに新しいことに挑戦しなければ、第一線では生き残れない。特別なことは必要ないんだ。変わるきっかけはそこらじゅうに転がっているんだから。気づくか気づかないか、それが未来を分ける残酷な境界線…。限界を超えてはじめて到達できる「プロフェッショナル」の境地。プロ野球記録の実録28年目、現役最年長の45歳。それでもなお変化を恐れない強い気持ちは、どこから湧き上がってくるのか?自惚れない、でも、へこたれない。逆境にいてこそ、むしろギラギラと目を輝かせる男の生き様。

目次

第1章 はじめから「プロ」の人間なんていない(野生の目を失ったらプロとして終わり;自分の甘さを知ることからすべては始まる ほか)
第2章 自分を変えてくれるメッセージ(「知ろうとする、理解しようとする」意欲が広がっていくワクワク感;練習スタイルが大きく変わったきっかけ ほか)
第3章 変えるために気づくことの大切さ(気づくこと、それが未来を分ける残酷な境界線;相手の「心」に気づかせてあげるのは難しい ほか)
第4章 正解は一つじゃない(人に聞く前に、自分で考えなさい;正解を求める前に、自分の感覚を意識しなさい ほか)
第5章 いつも心にクエスチョンを(ぼくの夢;将棋や卓球が身体能力を伸ばす ほか)

著者等紹介

工藤公康[クドウキミヤス]
1963年愛知県生まれ。プロ野球現役最年長投手。81年名古屋電気高等学校(現・愛知工業大学名電高等学校)からドラフト6位で西武ライオンズに入団。黄金時代の左のエースとして活躍。その後、福岡ダイエーホークス、読売ジャイアンツと渡り歩き、2009年横浜ベイスターズで自身のもつプロ野球記録を更新する実働28年目のシーズンを迎える。シーズンMVPに2度、日本シリーズMVPに2度、最優秀防御率に4度、最高勝率に3度、ベストナインに3度、ゴールデングラブ賞に3度と数々のタイトルに輝き、87年には正力松太郎賞を受賞、現役最多の通算222勝を挙げている。06年までに在籍した3球団すべてで日本一を経験していることから「優勝請負人」と呼ばれ、最年長記録を次々と更新する鉄腕(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アッキ@道央民

49
現ソフトバンク監督の工藤公康さんがまだ現役時代に書かれた著書ですね。厳しいプロの世界で40代後半まで現役を続けて来たのだから書かれている事1つ1つに説得力があるように思います。『成功体験を捨てて、つねに新しい事に挑戦し続ける』『変わるきっかけはそこらじゅうに転がっている』などなど読んでいて目から鱗の言葉がちりばめられていますね。プロとしていかにあるべきかを常に考えて向上心を持って努力してきた姿勢は素晴らしくいまだに支持するファンがいる理由でもあるのでしょう。2017/07/13

ジェンダー

46
40台後半までプレーをし結果を出してきたからこそ説得力があります。確かにどんな人でもいきなり一流のチカラを持っている人はいない。どんな職業でもスタートラインは同じなんだと改めて感じました。お酒などで身体をボロボロにしながらも体の使い方やどうしたら勝てるのか自分なりに答えを出してきた人。今の報道ステーションの解説もとてもわかりやすいのでどうやったら理解してもらえるのかそしてどこまで噛み砕けば理解してもらえるのかよく勉強しているのが伝わってきます。言い方は厳しいけれど決して完全に突き放している訳ではない。2014/07/18

Y2K☮

32
現役時代の終盤に書かれた本。監督には向いていないと自己分析している。確かに当時の性格のままだったら、会社とやり合い、若い選手に煙たがられてとっくに解任されていたはず。きっと選手時代と同様、あれこれ考えて試行錯誤し、人から話を聞いて勉強したのだ。自分にも他人にも本気で接する厳しさに何かが加わった結果、馴れ合いを排した真のエリート集団とシビアな勝負師が誕生した。ホークスは他のどの球団よりも優しくて容赦ない。大金を出す代わりに忖度ゼロの結果至上主義。論語と韓非子のいいとこどり。監督自身がそういう人。強いわけだ。2020/11/26

takaC

28
そういう哲学に近い信念が大事なんだね。前の持ち主が赤ペンでつけたハイライトがあちこちのページにあり、それが気に入って中古で買ってきた本なのだが実際は読書の邪魔に感じた。2012/11/25

Miko

15
SBの工藤監督の本、途中であまりにも言い方がきつくて自信過剰な人なのかなと思ったけど最後の夢を語るところでやっぱり理想の人だと確信した。彼のすぐ人に頼らない。悩んだ時にすぐ答えを求めないことが大切というのは生徒と接してる私もそう思う。簡単に答えを求める人は深く考えないから応用力が育たないと思う。どうしたらいいのかのプロセスは自分で考えてどこで躓いているのか自分で把握しなと前に進めないよね。野球も勉強も今の自分の実力を知ることから始まるんだ。2015/09/27

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