出版社内容情報
代表的人物を中心に日本海軍の興亡史を描く。
勝海舟による創始から太平洋戦争の敗北まで、波瀾に満ちた日本海軍の興亡史を、代表的人物を中心にしてドラマチックに描き上げる。
日本海軍とは、いかなる歴史をたどった組織だったのか。東郷平八郎、秋山真之、山本権兵衛、山本五十六ら、海軍史にその名を刻む名提督・名参謀の真実の姿とは。そして、戦史に残る数々の名勝負・名場面は、どのような人々の決断によって展開されていったのか。本書は、勝海舟による創始から、日清・日露戦争の勝利によって日本を世界の第一級国に押し上げた栄光の明治時代、軍縮条約に対する意見の衝突によって、次第に組織に歪みを生じてゆく苦悩の大正時代、そして、開戦反対派の努力もむなしく、太平洋戦争に参戦、あげくの果ての徹底的敗北にいたるまでの波瀾に満ちた日本海軍の興亡史を、代表的人物の言動をもとにドラマチックに描き上げる。
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[主な内容]海軍建設の名コンビ・西郷従道と山本権兵衛/合理的思考と「運のよさ」で抜擢された東郷平八郎/日露戦争を勝利に導いた「知恵袋」・秋山真之/海軍建て直しに挑んだ「義気の武人」・山本五十六
●第1章 日本海軍を動かした人びと
●第2章 栄光の提督たち
●第3章 昭和海軍 ――悲劇の人びと
内容説明
名将・名参謀は、その時どう動いたか?勝海舟による創始から、栄光の明治時代、次第に組織に歪みを生じてゆく苦悩の大正時代、そして、太平洋戦争参戦から敗北にいたるまでの波瀾に満ちた日本海軍の興亡史を、代表的人物の言動を中心にしてドラマチックに描き上げる。
目次
第1章 日本海軍を動かした人びと(歴史を予見した明星たち;勝海舟・木村芥舟;西郷従道・山本権兵衛 ほか)
第2章 栄光の提督たち(日本海海戦を決めた参謀長の信念;第二艦隊の名コンビ上村彦之丞と藤井較一)
第3章 昭和海軍―悲劇の人びと(三国同盟に反対した海軍トリオ米内・山本・井上;山本五十六が抱いて散った無念;二人の提督―鈴木さんと山本さん)
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京生まれ。53年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。『週刊文春』『文藝春秋』編集長、専務取締役などを経て、作家。近現代史、特に昭和史のノンフィクションを数多く発表。著書に『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞受賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞受賞)、『昭和史』(毎日出版文化賞特別賞受賞)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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