反米経済―凋落するアメリカに追随してはいけない

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反米経済―凋落するアメリカに追随してはいけない

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569700205
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

「米国一極集中時代」の終わりと「多極化時代」の到来。これから日本はどう対処すべきか?

目次

はじめに なぜ、いま反米経済なのか
第1章 終わりを告げる「米国一極集中時代」(米国経済が経験した二つのバブルの発生と崩壊;ITバブルの後に発生した住宅バブル ほか)
第2章 「多極化」に突入する世界経済(多極化時代の到来を告げるBRICsの台頭;中長期的には新興国が巨大な経済圏を形成 ほか)
第3章 米国に反旗を翻す国々(反米を掲げる「第三世界」の国々;欧米への対抗軸としての上海協力機構 ほか)
第4章 「米国依存症」にかかった日本経済が抱えるリスク(米国がくしゃみをすれば日本が風邪をひく;米国のポチに成り下がった日本 ほか)

著者等紹介

門倉貴史[カドクラタカシ]
エコノミスト。1971年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。専攻はマクロ経済学。同大学卒業後、横浜銀行のシンクタンク浜銀総合研究所の研究員となる。社団法人日本経済研究センター、東南アジア経済研究所(シンガポール)へ出向を経て、2002年に第一生命経済研究所に移籍、経済調査部主任エコノミストになる。2005年7月からは、BRICs経済研究所の代表に就任。2008年度同志社大学大学院非常勤講師。専門は、日米経済、アジア経済、BRICs経済、地下経済と多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Saiid al-Halawi

5
2008/9初版。政治的な反米が出てくるのは極わずか。新興国を筆頭に経済や交易の面での対米(ドル)依存度低下の潮流を追うのが主眼。いいタイミングで出た本だなこれ。ヘゲモニーの不在は経済を動かすための政治活動の重要度を増加させるので、TPPなどは包括的なシャープレイ値回復の試みと読むことも出来るかもしれない。2013/05/12

メルセ・ひすい

2
新聞記事の域を出ない。 サブプライムローンの焦げ付き問題が、これから先の米国経済や世界経済にどのような影響を及ぼすかを考察するとともに、「米国一極集中時代」の後に世界経済がどのような姿になっていくのか、その青写真を描く。2008/11/30

草か

2
特に深い話はなく近い将来BRICSなどが今現在の先進国を追い抜くとの事。2008/11/28

takachan

2
今の時期に合った本だったけど、日本はこれからも米国追従で行くんでしょうね。2008/11/10

かりん

2
5:これはいい! 世界経済オンチがやや直った気がする。シャープレイ値など統計の有効活用が◎。上海協力機構。ただ、MEDUSAはどうかと…。2008/10/18

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