PHP新書<br> ハイエク 知識社会の自由主義

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ハイエク 知識社会の自由主義

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  • サイズ B40判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569699912
  • NDC分類 331.72
  • Cコード C0230

内容説明

一九三〇年代、ほとんど一人で社会主義・ケインズ主義と対決したハイエクは、サッチャー、レーガン政権が成功したことで、経済学だけではなく、世界のあり方をも変えた。本書では、市場経済を全面的に信頼したハイエクの思想の今日的意義を明らかにする。彼の思想は、現在の脳科学、法体系、知的財産権、インターネットを理解する鍵を、私たちに与えてくれるのだ。現実がハイエクに追いつくには二〇世紀末までかかったが、彼の思想は、新しい社会秩序のあり方を考える羅針盤として、いま不動の位置を占める。

目次

第1章 帝国末期のウィーン
第2章 ハイエク対ケインズ
第3章 社会主義との闘い
第4章 自律分散の思想
第5章 合理主義への反逆
第6章 自由主義の経済政策
第7章 自生的秩序の進化
第8章 自由な社会のルール
第9章 二一世紀のハイエク

著者等紹介

池田信夫[イケダノブオ]
1953年京都府生まれ。1978年東京大学経済学部を卒業後、NHKに入社。報道番組の制作に携わり、1993年に退社。1997年慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程を中退し、同年国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)助教授。2000年GLOCOM教授、2001年経済産業研究所上席研究員を経て、上武大学大学院経営管理研究科教授。学術博士(慶應義塾大学)。日本を代表する人気ブロガーとして積極的な言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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absinthe

138
池田氏のハイエク観が解って面白い。ハイエクとはどういう人か初めて意識して考えるようになったきっかけ本。ハイエクの経済観はむしろ哲学ともいえる。自由な経済が管理された経済とどう違うか、ステレオタイプの誤りを見つめ直せた。 --- 本書には批判もある。他のハイエク信望者のサイトで「ハイエクは信者からも誤解されている。インターネットの到来を予言した…などとと言い出す人まで現れた」という批判をみたことがある。おそらく本書を指したもの。

シュラフ

16
漠然ながらの感想としては・・・。マルクスの『資本論』には、世の中の経済社会についての社会科学の書という側面、そして資本主義はその仕組みゆえに自然崩壊してしまうとゆえの革命の書という側面、という2つの側面がある。ハイエクの批判はその後者を利用して社会主義の正義を正当化しようとした勢力に対してのもの。前者のマルクスの社会科学の側面の補完するのがハイエクという読み方はできないだろうか?(この著の主張ではなく私の勝手な思い込みです)なぜなら『資本論』には競合について詳細な分析をしているわけではないのだから・・・。2015/06/17

うえ

12
ケインズの「『一般理論』はあくまでも大恐慌という特殊な時代についてのパンフレットだった…これを彼が一般理論と名づけたのはミスリーディングだった。なぜなら経済が完全雇用に近い状態で財政的刺激を続けると、インフレが起こるからだ。ところが戦後のマクロ経済学者は、ケインズ理論によって政府が経済を自由にコントロールできると考えた。これが戦後の慢性的なインフレの原因となったのである…ハイエクは…ケインズが「もし最後まで生きていたら、彼がもっとも断固たるインフレファイターになったことは間違いありません」と語っている」2016/02/19

ペールエール

12
経済学者だと思ってたけど哲学的要素も強い人っぽい内容でしたね。 どっちかというと保守的なのかな? もうちょっと調べてみようと思いました^^2013/01/28

masawo

11
前半はハイエクの思想を同時代の経済学者など比較・関連づけて分かりやすく紹介しているが、後半になるにつれて徐々にハイエクよりも著者自身の意見の比率が高くなってくる。一刀両断的な表現が多々あり、あちこちで敵が多そうな人だなと感じた。2022/04/11

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