生物の謎と進化論を楽しむ本

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生物の謎と進化論を楽しむ本

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569697437
  • NDC分類 467.5
  • Cコード C0030

内容説明

進化はなぜ起こるのか?その驚異のメカニズムに迫る。

目次

第1章 進化論の話をはじめる前に
第2章 ダーウィンが考えついた進化論とは
第3章 ダーウィンとメンデルが会っていたら
第4章 進化論の新しい流れ
第5章 ドーキンスが考えついた利己的遺伝子
第6章 ウイルス進化説で進化を考える
第7章 DNAが明らかにした進化の謎
第8章 進化に明るくなる雑学辞典
第9章 人間の社会も進化している

著者等紹介

中原英臣[ナカハラヒデオミ]
1945年、東京都生まれ。東京慈恵会医科大卒。1977年から79年まで、米国セントルイス・ワシントン大学でバイオ研究に従事したのち、山梨医科大学助教授を経て、山野美容芸術短期大学教授。医学博士。専門は衛生学、進化論。ニューヨーク科学アカデミー会員

佐川峻[サガワタカシ]
科学評論家。1944年、東京都生まれ。早稲田大学理工学部応用物理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジンベエ親分

13
この人、まだウイルス進化論を諦めてないんだ・・・もう数十年前、下手するとダーウィン自身が綺麗に説明していたことを「○○は従来の進化論では説明できない」とか、耐性菌の出現は「進化」ではない、と素っ頓狂なことを言う。早い話がほとんど全ての説明が少しずつ、あるいは根本的に間違っているのは相変わらず。何より論文を1本も書いていないため、科学の場で議論される土俵にすら上がっていないウイルス進化論を、今は認められているかのように書く胡散臭さも変わらないなあ。進化論に興味があるなら、もう少しまともな本を読んだ方が良い。2016/09/21

俊介

2
進化論のこと勉強したくて手にとってみました。勉強になるな〜と思いながら読み進んでましたが、 ウィルス進化説を取り上げる段になってから、なんか変だな…と感じ、ネットで調べてみたら、やはりちょっと眉唾ものの理論らしいですね。 その説自体を知らなかった自分も恥ずかしいですが。 まぁそういう説もあるんだなということにしておけば、進化論の入門書としてそんなに、 悪くはないんじゃないかなと思いました。2018/11/30

バルバソ

0
はい・・・突然真面目本です。 「楽しむ本」って書いてありますね。まぁ確かに楽しめたのかなぁ。 進化論についてやたら詳しくなってしまいましたが、周りに話す人がいません。 私のこの無駄知識はいったいいつ役に立つのでしょうか・・・2013/06/23

Shintarou Hosokawa

0
進化論を理論立てて紹介ではなく、進化論という思想の発展の歴史についての解説です。 高校生物Ⅱで習う内容を歴史の順序だてて解説し、歴史や思想家個人の置かれていた環境など、その思想に至るまでの経緯の紹介が特徴的だと思います。 ただダーウィン進化論以外の紹介や日本人進化生物学者の紹介で木村資生の中立説の紹介よりもウイルス進化説と今西錦司の今西進化論をやたらと解説していて、本全体でも話の途中に突然「今西は~」と今西崇拝者ですか?いいたくなるくらい今西が出てきます。その割には柴谷篤弘や池田清彦は一切ふれていません。2012/10/04

Skywriter

0
タイトルどおり、生物の謎と進化について広く浅く論じているので、生物学の楽しさを概観できる。生物学が解き明かしてきたことの多さとその魅力を感じられるのは嬉しい。ただ、ウイルス進化論に肩入れしすぎかな。2009/09/24

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