PHP新書<br> 親の品格

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PHP新書
親の品格

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  • サイズ B40判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569697079
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C0212

出版社内容情報

少子化、核家族化、共働きでむずかしくなった親子関係のあり方を、60例をあげて具体的に語る。ミリオンセラー『女性の品格』の続編。

内容説明

2007年最大のベストセラー『女性の品格』の続編。少子化、核家族化、共働きでむずかしくなった親子関係のあり方を、66の例をあげて具体的に語る。「子どもの機嫌を取らない」「みんなで食事をする」「手伝いをさせる」「悪口は言わない」「正しい日本語を使う」「お金の経験を積ませる」「挫折を忍耐強く見守る」「親の介護」―著者の体験をもとに、いまの時代にふさわしい新しい考え方、振る舞い方を提案する。

目次

第1章 生命を育む(挨拶から始めよう;泣く子に負けない;子どもの機嫌を取らない ほか)
第2章 マナーを育む(よい叱り方、悪い叱り方;お辞儀をする;手伝いをさせよう ほか)
第3章 人間性を育む(約束は必ず守る;悪口は言わない;差別をしない ほか)
第4章 学校とのつきあい(教育と先生;けんかのルールを身につける;いじめをしない子に育てる ほか)
第5章 ティーンエイジャーの子どもと(ボランティアから学ぶ;ホームステイのすすめ;子どもの友人との出会い ほか)
第6章 情報といかに接するか(好きな本を読ませる;新聞、雑誌を読む;情報機器とのつきあい ほか)
第7章 成熟した親子関係をつくる(パラサイトシングルにしないために;挫折を忍耐強く見守る;子どもが結婚するとき ほか)

著者等紹介

坂東眞理子[バンドウマリコ]
1946年富山県立山町生まれ。東京大学卒業。69年総理府入省。内閣広報室参事官、男女共同参画室長、埼玉県副知事等を経て、98年女性初の総領事(オーストラリア・ブリスベン)。2001年内閣府初代男女共同参画局長。04年昭和女子大学教授となり、同大学女性文化研究所長、同大学副学長を経て、07年昭和女子大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

62
自分の子育ての結果は、孫の成長でわかる。私はそう感じます。世の中で一般的に言われていることがたくさん出てきます。そして、私たちの世代もずいぶんと甘やかされて育ったので本を読みながら自分が反省してしまう点も多々ありました。育児書を読むとついついそれが正しい気になってしまうけど、子供によってさまざまな性格もあり一概に一般論が正しいとも言えない時がある。子育ては自分の思い通りの子供を作り上げるものでもないし。子育て中は変にいろんな情報を吸収しない方が伸び伸びと自分の家庭らしい子育てができる気がした。2012/05/31

Midori Nozawa

21
昨日読み始めた時は、集中できずにいったん諦め、今日だけで読了できました。皆さんのいいねに励まされました。感謝します。友達の絵手紙の絵だけ借用して自作絵手紙にいれるフレーズ「心からおもてなしをする、その好意に応えてくれる友人をたくさんもっているのが親の無形の財産なのだとわからせ、それを次の世代に引き継いでいきましょう」「コミュニケーション能力とは、人と協力できる能力」「愛に満ちた言葉、相手を温かく思いやる言葉は必ず時空を超えて人の心を動かします」の3つから選ぼうと思います。2020/04/26

フルケン

21
10年前に娘が生まれたときに読みました。今回は復習の意味での再読。親として当たり前の事が書かれていると思うけど、我が身を振り返ってみると、出来ていないことも多いかな。本書の主張が全て正解という訳ではないし、10年子育てをしてきて、こうあるべきだという自分なりの指針もあるけど、品格ってやっぱり難しいなぁ。これから子ども達が大きくなってきて関わり合い方も変わってくるだろうけど、とにかく親子の絶対的な信頼だけ築きたい。あと、自分の親への孝行。これも、忘れちゃいけませんね。2018/02/09

ニックス

15
子供の育て方について書いてあった。最も良かったのは、子供を甘やかしてばかりいてはだめだということ。私も非常にそう思う。今は多様性を求められており、ひとそれぞれ、家族それぞれ考え方が違うことが尊重されているが、親と子供が友達のように付き合うことは私は違うと思うので、そういう意味で、厳しく書いてあったのは良かった。星42023/09/08

ひなっとぉ

15
68点…親が子供とどう接していくべきかがテーマの本。子供が2〜3才の頃のことから、自分が子供に介護されるまでと幅広くカバーしてます。ウチはまだ子供が小さいので躾的な部分は参考になりました。なにかを欲しがってもすぐに与えない、きちんとわかるように叱る、子供の前では言いあいをしない…もっともだけど、なかなか実践できていないことがいっぱい書いてありました。子供の(親の?)成長に会わせてまた読み返してみたいです。2011/03/29

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