内容説明
現代人の万病の元はストレスだった!?残業続きで働きすぎ、夜遅くまでパソコンのしすぎ、人間関係で悩みすぎ―まじめな人ほど病気になりやすい。飲み食いで解消するのも限界がある。からだを守る白血球とからだ全体を束ねる自律神経の関係を解明、「病は気から」を医学的に証明した世界的免疫学者が、いつまでもボケずに健康でいられる秘訣を伝授。「七十歳まで無理せず働く」「笑みを絶やさない」「毎日歩く」など、ちょっとした工夫で体調はみるみるよくなる。からだの声を聞けば、免疫力は自然と高まる。
目次
第1章 悪いのはすべて働きすぎとストレスだった
第2章 究極の免疫力
第3章 「病は気から」には医学的根拠がある
第4章 からだの声を聞く力
第5章 医者や薬に頼らない生き方
第6章 「生きる力」をつける生活習慣
終章 病気にならない運動と食事
付録 免疫力を高め生きる力を発揮するための十三カ条
著者等紹介
安保徹[アボトオル]
1947年青森県生まれ。東北大学医学部卒業。現在、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授。専門は免疫学。アメリカ・アラバマ州立大学留学中の80年に、ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体を作製。89年には胸腺外分化T細胞の発見、96年には白血球の自律神経支配のメカニズムを解明するなど、免疫学の世界的権威として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひらちゃん
71
少し前の本なので今はどうか分からないけど、病は気からというし遠からず。免疫学の先生なんですね。それはストレスや自律神経が原因て言うよね。だいたいそれだもん病気の始まり。免疫を語られると難しいな。自己免疫疾患だと結局は薬に頼るしかないし。こうなる前なら気をつけて生活したらよかったなとは思うけど。2022/01/05
金吾
29
ストレスが免疫力を低下させるというのはそのように思います。ただ薬や健康診断の話は違うように感じました。想いが強過ぎるようにも感じました。2024/01/10
としP
20
働きすぎを見直す。休日はゆっくり休む。《ストレス過多→食べ過ぎ・飲み過ぎ→肥満→ストレス》《ストレス→自律神経の乱れ→万病の元》ストレスを感じてもそれを持続させず、その場で受け流せれば健康を損なうことも、免疫力を落とすこともない。現代人は薬で無理矢理病気を抑え込もうとしているが、慢性的に服用してもいい薬はない(肝臓や腎臓に負担がかかるので、体調が悪くなっていく)。免疫力を高めることでガンは治る。【生きるために必要なものは多すぎても少なすぎても良くない】(酸素・塩分・温度・水・重力・光・運動量…)2017/01/01
佐島楓
17
主観的な文章が多く、先入観の偏りが目立つところと説明不足なところ、疑問に思います。申し訳ないけれど私には合わない本でした。2014/03/19
Humbaba
13
病気になる最も根本的な原因は,ストレスである.まじめにやっていこうとすれば,現代社会はストレスから自由になることはできない.全てをこなそうとするのでなく,ある程度まで出来れば良いと許容出来るようになれば,今までよりも健康的な生活が出来るようになる.2013/05/07