ウエザ・リポート

電子版価格
¥1,400
  • 電書あり

ウエザ・リポート

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569696331
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

女の気分も天気も、どちらもころころよく変わる!?人気時代小説家待望の初エッセイ集。

目次

第1章 台所の片隅で
第2章 只今、執筆中
第3章 日々徒然
第4章 心の迷走
第5章 今日も今日とて
第6章 函館生まれ、函館暮らし
第7章 読書三昧

著者等紹介

宇江佐真理[ウエザマリ]
1949年、北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学卒業。1995年、「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞し、デビュー。2000年、『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞受賞。2001年、『余寒の雪』で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

onasu

30
息子らの学費は執筆料で賄ってやるよ、てなかなかに勝ち気な宇江佐さんの97年〜07年のエッセイ。  ワープロの使い始め/宇江佐流には笑、携帯の購入、て辺りはひと昔前も後日の書き添えには笑。  ところが、当時書かれた作品の話しになると、そうは感じない。江戸の世に、いつ触れようが昔日のこと、それもあるけど、執筆時の時勢を描いたものは古びるのだとか。  エッセイはすべからく自慢話、宇江佐はウエザーのもじり、とあとがきでも威勢がいいけど、年波にため息もついているよう。  宇江佐好きなら、どうぞ。続編は後日にでも。2014/02/28

楽駿

28
川崎図書館本。タイトルからして、笑かして下さるところが宇江佐さん。ごくごく、普通の主婦感覚で、しかし、しっかりプロの物書きとしてのお仕事をされてきたのだなぁ、と、これを読むとしみじみ。時間がない、とか、それだけの才がないとか、言い訳をして、書かずに済ませた長い時間。私も、宇江佐さんの様に、覚悟を決めて、書き続ければ良かった。そんな風に思わせてくれた1冊。書くことを楽しめたなら、形になっても、ならなくても、後悔はないはずだから。さて、今になると、これを書きたいと思うお題が、思い浮かばない。猫の話だけは別だが2022/09/13

さなごん

23
途中でリタイア。「私なんて」みたいのが続いてて読んでてしんどくなった。エッセイから入ってだめだの人はあさのあつこさんに続いて2人目。うーん。小説を読んでからエッセイがいいのかもねえ。2015/11/24

ひさか

14
1997年〜2007年にかけて発表された119のエッセイを7章に分け、あとがきを加えて、2007年12月に刊行。作家業のこと、世相のこと等々を歯切れ良く、語る宇江佐さんは、楽しそうに見える。小説と同じく、エッセイも一級品だ。2016/03/08

12
「宇江佐」さんをずっと「うえさ」さんと読んでいた。「ウエザ・リポート」というエッセイを書くため、ペンネームを決めるとき「佐」は濁音にされたとか。「私はとりあえず頑張っている。あんたらも頑張りなはれ。」とあるが、パキッとした気の強さが随所に感じられるエッセイだった。2013/04/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/506389
  • ご注意事項