人間は一生学ぶことができる―佐藤一斎「言志四録」にみる生き方の智恵

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人間は一生学ぶことができる―佐藤一斎「言志四録」にみる生き方の智恵

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569690674
  • NDC分類 121.55
  • Cコード C0012

出版社内容情報

江戸後期の碩学・佐藤一斎が遺した「言志四録」とともに、現代の碩学二人が、人生、生と死、老い、学問、読書について奔放に語り合う。

西郷南洲をはじめ、「志」ある日本人に読み継がれてきた古典を題材に、現代の碩学二人が、「人」「学」「史」「書」「生」「老」「死」について、縦横無尽に語り合う。江戸末期から明治維新期に活躍した人物の多くに、多大な影響を及ぼし、その後も、政財界で活躍するリーダーに必読の書とされてきた佐藤一斎の「言志四録」。この一斎のエッセイ集ともいえるような古典が、なぜそれほどまでにリーダーたちを魅了し続けてきたのか。本書では、この「言志四録」のなかから、学者としての人生を極めた著者二人が、それぞれの心に響く条文をとりあげて、

〈一〉佐藤一斎と「言志四録」について ――谷沢永一 〈二〉「人」について 〈三〉「学」について 〈四〉「史」と「書」について 〈五〉「生」と「老」と「死」について 〈六〉「言志四録」という古典の魅力 ――渡部昇一 

内容説明

どう生きるか、何を伝え残すか。西郷南洲をはじめ「志」ある日本人に読み継がれてきた古典の名著を題材に、現代の碩学二人が縦横無尽に語りあう。

目次

1 佐藤一斎と「言志四録」について
2 「人」について
3 「学」について
4 「史」と「書」について
5 「生」と「老」と「死」について
6 「言志四録」という古典の魅力

著者等紹介

谷沢永一[タニザワエイイチ]
関西大学名誉教授。文学博士。昭和4年、大阪市生まれ。昭和32年、関西大学大学院博士課程修了。関西大学文学部教授を経て、平成3年、退職。サントリー学藝賞。大阪市民表彰文化功労。大阪文化賞。読売文学賞。毎日書評賞。専攻は日本近代文学、書誌学。評論家としても多方面で活躍

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとる。そのかたわらアメリカ各地でも講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c(1994)。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしひろ

11
人間は一生まなぶことができ、それに応じて気付きがある。古人からその本質の深みに触れることができる。心学に興味がわいた。2016/03/05

yarake isuke

0
図。『言志四録』に関心があったので手に取った。対談ではなく編集者が選んだ言葉をもとにお二人で原稿を書いて数回校正して出版した感じ。至る所にちりばめられた学術的出典や考証は、さすがに知の巨頭といった印象を受けたが退屈だった。2012/08/17

たこわさ

0
1.少にして学べば、則ち壮にしてなすこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老いて学べば、則ち死して朽ちず:学べ2020/12/12

プラタイブット

0
学者村の話題が多い2020/08/10

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