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出版社内容情報
ヒーロー&ヒロインたちがそれぞれに抱える「葛藤」をリアルに描く、「大人のための戦隊ヒーローもの」!
【著者紹介】
国文学博士研究員
内容説明
正義のヒーロー、ヒロインたちの葛藤と煩悩を浮き彫りにする、大人のための戦隊ヒーロー小説。赤羽トオルとその妹アオイは、幼いころからの夢、「人智戦隊シュタイナー」の隊員として就職した。入ってみると、トオル以外の4人は全員美少女。戦いに明け暮れつつも、その人生は幸福で満たされるはずだった。しかし、現実はそんなに甘くない。そもそも「人智戦隊シュタイナー」は株式会社。リーダーを命じられたトオルは、経営の安定を意識する一方で、隊員たちがそれぞれに抱える悩みも解決していかなければならないのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
初音ミク
6
主人公と妹5人このぼくはシスコン・ロリコンであってそんな僕にとっては天国のようなものです。 是非ロリコン・シスコンの人はご愛読ください。2013/10/14
シュエパイ
4
頭部の大事なものを、戦う力に変えて・・・!働くためとはいえ、切ない生き方だ(涙) それぞれがそれぞれに、大事なものを削りながら、自分の大切なものを失いながら、それでも戦い続ける、かぁ。うん、それがたとえお給料のためなのだとしても、きっとそういう道を選んだこと自体が、彼らがスーパー戦隊である証明なんだって気がするよぅ。で、誰を選んでも負けな気がする最後の選択肢は、どうしたんだろうね?(笑)2012/03/26
KUWAGATA
3
この絶妙な面白くなさはなんなのか。意欲的なテーマを不完全燃焼に終わらせてしまったスマッシュ文庫の典型のような作品。ライトノベル研究をしているからなのか、いろんな属性が出てくるけれど、どれも物語の必然性に活かされていないのがなんとも惜しい。これまでにないものを書こうとした、その意欲だけは評価したい。2013/10/10
takao
2
青春ものしたスーパー戦隊、と言った感じでなかなか楽しめました。設定がしっかりしていたのも良かったです。五人が五行から色付けされているのもなかなか。その部分で読ませてくれた感じでしょうか。反面、キャラ付は弱かったのかな?と。ブルーのキャラがイマイチ掴みきれなかったり、イエローのキャラの生かし方が惜しいと感じられたり。そこが気になりました。そして、一応完結しているけど、問題は何も解決してないよね?と感じるのも気になるかな?楽しく読めましたが、その分気になるところも多かった感じです。2012/03/21
公路郎
2
「妹がスーパーに就職しました」なら、なにも心配はいらなかったんでしょうけどね(笑) まあ、楽しんだけど、少し、だらだらと長い感じはした。懐かしいテイストがちりばめられている といえばいい言い方。「ハミングバード」「パトレイバー」「戦隊もの」の味が、 うまく調和しなくて、部分部分、むき出しになっちゃった感じ。うまくまとめ込んだら、おいしい味に仕上がったろうに.爆発力も抑え気味だったかな。もっとキャラが暴走しないと、描き分けがされていない感覚を受けてします。 ちょっと設定を懲りすぎたというか、複雑にしすぎたか2012/03/20