PHP文庫<br> フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」

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PHP文庫
フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569674131
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0136

出版社内容情報

フェラーリデザイナーが語る仕事の要諦とは?

「傑作は『足し算』からは生まれない」――フェラーリの日本人デザイナー奥山清行が語るデザインの要諦、ものづくりの秘訣とは?

いま世界からもっとも注目されている気鋭のデザイナー、奥山清行。長年海外を舞台に活躍してきた彼は、いま何を考え、どんな未来をみているのだろうか?

▼本書は、日本人で唯一「フェラーリ」を手がけた男が語るデザイン論。

▼「なぜ、フェラーリは高くても売れるのか?」「地元山形の高い職人技術とデザインの融合とは?」など、デザインの要諦からものづくりの秘訣までそのすべてを語りつくす。

●はじめに 
●第1章 カーデザインで諸国を遍歴 
●第2章 日本人の知らないイタリア 
●第3章 イタリアのものづくりに学ぶ 
●第4章 コミュニケーションとしてのデザイン 
●第5章 なぜフェラーリは高くても売れるのか 
●第6章 クリエイティブであり続けるために 
●第7章 カロッツェリア的ものづくりへの挑戦 
●おわりに ――フェラーリと鉄瓶―― 

内容説明

いま世界からもっとも注目されている気鋭のデザイナー、奥山清行。長年海外を舞台に活躍してきた彼は、いま何を考え、どんな未来をみているのだろうか?本書は、日本人で唯一「フェラーリ」を手がけた男が語るデザイン論。「なぜ、フェラーリは高くても売れるのか?」「地元山形の高い職人技術とデザインの融合とは?」など、デザインの要諦からものづくりの秘訣までそのすべてを語りつくす。

目次

第1章 カーデザインで諸国を遍歴
第2章 日本人の知らないイタリア
第3章 イタリアのものづくりに学ぶ
第4章 コミュニケーションとしてのデザイン
第5章 なぜフェラーリは高くても売れるのか
第6章 クリエイティブであり続けるために
第7章 カロッツェリア的ものづくりへの挑戦

著者等紹介

奥山清行[オクヤマキヨユキ]
工業デザイナー。海外では「Ken Okuyama」のニックネームで知られる。1959年、山形市生まれ。県立山形東高校卒業後、武蔵野美術大学に進む。卒業後、米国のArt Center College of Designに学び、GM(米)、ポルシェ(独)にてチーフデザイナー、Art Center College of Designにて工業デザイン学部長を歴任。フェラーリなどの自動車デザインを担当するピニンファリーナ(伊)にてデザインディレクターの要職を経て、独立に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あらあらら

17
イタリアを知りたい人は読んでください。あと、フェラーリと山形のことが書いてあり鉄瓶は最後にさらっと。イタリアの意外なエピソードもちらほら2015/04/10

Tadashi_N

13
高度な技術を持った職人と自立した個人がフェラーリを生む。チームプレーではダメ。2014/06/04

とーんぷーん

12
海外で働いている身として、日本とイタリアの比較で日本人の特徴をちゃんと的確に表現していてすごく共感が持てた。 イタリア人とタイ人を比較してしまい、自分の為に働くや家族経営はすごく納得、話ながら考えていくのは違うなぁって。お役所に友達がいるとすごく便利ってどこも同じなんだな。車にFAXを収納しようと考えていた時期があったとは。きっと今も無駄に対して必死に仕事をしている部分もあるのだろうな。デザインとかよりも文化の違いに興味が湧いた。2020/12/03

超読@小説も読める速読

8
フェラーリのデザイナーを務めた日本人が、デザイン・ものづくり・マネジメントの先にある「最高の価値」の作り方を語った本。日本人の目で見た、イタリアの文化やものづくりについての視点も興味深い。常に進化し続ける人の芯に触れられる一冊。 ■8分で読了 ■1分12,048文字 2019/03/02

Satoru Moriaki

3
販路までを含めてデザインと言い切る著者の仕事への向き合い方、哲学。以前観たテレビ番組やウェブの記事でもその仕事論や生き方に圧倒されたが、こうして一冊にうまくまとめて頂けると振り返りやすくて良い。本書で軽く触れられている「イタリアには某誌のようなちょい悪親父は存在しない」は、村上龍も以前同じことを指摘していた。イタリア人気質を知る上でも参考になりやした。2012/06/30

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