出版社内容情報
感動するほど脳は活性化すると説く新人生論。
感動することをやめた人は、生きていないのと同じである(アインシュタイン)……。脳科学者が「ワクワク」「ドキドキ」の大切さを説く。
感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである――。これは、相対性理論でお馴染みのアインシュタインの言葉である。著者は少年時代からこの天才物理学者のようになりたいと夢を描いていた。現在、もっとも注目されている脳科学者として活躍している著者だが、本書のテーマは、ズバリ、感動と脳の関係である。
▼かつて脳といえば、記憶をしたり、思考をしたりするコンピュータのようなものというのが一般的な理解であった。しかし、感動という感情そのものも脳と深くかかわっており、感動が脳を刺激し、脳の働きを向上させる、というのが最新脳科学の研究でわかってきたというのだ。まさに、アインシュタインが遺した言葉は正しかったのである。
▼では、ネガティヴな発想ばかりしていると、脳はどんな影響を受けるのか――。ほかにも共感が脳に与える影響、意欲的な生き方が脳に与える影響など、身近な例を引きながら最先端の脳科学を紹介してくれる。
●第一章 人間の「心」を支配する脳
●第二章 意欲が脳を刺激する
●第三章 「感動」は脳を進化させる
●第四章 人と人との共感回路
●第五章 「ネガティブ脳」のメカニズム
●第六章 「感動脳」を育てる
内容説明
かつて人間にとって脳は、記憶をしたり思考をしたりする、コンピュータのような働きをするものと思われていました。しかし最近の研究では、喜び、悲しみなどの感情も、じつは脳が深く関わっているというのが、脳科学の主流の考え方になっています。本書では、「感情と脳との関係」「感動で脳は進化するのか」など、いま最も注目されている脳科学者が、わかりやすく脳と感情の関係を解説した本です。
目次
はじめに―心は脳に宿る
第1章 人間の「心」を支配する脳
第2章 意欲が脳を刺激する
第3章 「感動」は脳を進化させる
第4章 人と人の共感回路
第5章 「ネガティブ脳」のメカニズム
第6章 「感動脳」を育てる
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授、東京芸術大学非常勤講師。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハッシー
Mishima
がいむ
紅香@新刊購入まで積読消化あと4冊⭐︎
ゆうき