PHP文庫<br> 戦国の忍び―司馬遼太郎・傑作短篇選

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戦国の忍び―司馬遼太郎・傑作短篇選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 234p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569668222
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

司馬遼太郎が描く、戦国の忍者の闘いと心意気。

戦国大名がしのぎを削る乱世の裏側で、忍びの者たちは過酷な闘いを繰り広げていた。国民作家・司馬遼太郎が描く忍者短篇小説の傑作選!

戦国大名がしのぎを削った乱世の日本。武将たちが戦場で功名を上げる裏側で、忍びの者たちもまた熾烈な闘いを繰り広げていた!

▼本書は、司馬遼太郎が世に送り出した忍者小説五篇を収録したオリジナル編集の短篇集である。

▼みじめな生活から逃れるべく伊賀を抜けた若き下忍・猪ノ与次郎の予想外の運命を描いた「下請忍者」。

▼武田信玄が織田信長のもとに送り込んだ謎の忍者・知道軒道人に、伊賀忍者・蚊羅刹喜平次が立ち向かう「忍者四貫目の死」。

▼真言立川流や僧兵大名・筒井家に関わる闇の中で、上忍殺しの犯人探索に乗り出した梅ノ源蔵が兄弟

●下請忍者 
●忍者四貫目の死 
●伊賀者 
●伊賀の四鬼 
●最後の伊賀者 

内容説明

戦国大名がしのぎを削った乱世の日本。その裏側で、忍びの者たちは熾烈な闘いを繰り広げていた―みじめな生活から逃れるべく伊賀を抜けた若き下忍の運命を描いた「下請忍者」、武田信玄が織田信長のもとに送り込んだ謎の忍者を取り上げた「忍者四貫目の死」、優れた術者二人が死力を尽くして対決する「伊賀の四鬼」等、司馬遼太郎が世に送り出した忍者小説五篇を収録した短篇集。文庫オリジナル。

著者等紹介

司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
大正12年(1923)大阪生まれ。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年(1960)『梟の城』により第42回直木賞受賞。以後、菊池寛賞、日本芸術院恩賜賞など数々の賞を受ける。平成3年(1991)文化功労者に顕彰され、平成5年(1993)に文化勲章受章。日本芸術院会員。平成8年(1996)2月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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優希

88
短編集なのでサクサク読めました。戦国時代、武将たちが命を削る裏で暗躍して凄惨な戦いを繰り広げていた忍びたち。無償の功名主義である忍者という特徴を浮き彫りにし、忍者の光と影を描ききっていると思いました。忍者の魔性と人間臭さが感じられます。伊賀忍者の歴史あり、活劇あり、ロマンありで面白かったです。2015/12/21

たいぱぱ

59
忍者がテーマの司馬さんの短編を集めたPHP文庫オリジナル短編集。賤ヶ岳の戦いなど、史実の裏で繰り広げられた闇の死闘にわくわくする。司馬さんは磯田道史さんがびっくりするくらい資料を調べていたらしいので、想像の世界のどこかに史実があるかもしれない。それもまた歴史小説の浪漫。知ってる地域(忍者の名前になってるので)がたくさん登場するのもわくわくする要因のひとつ。2019/11/04

AICHAN

43
図書館本。『絶対貧困…』で半ばフリーズした私の頭が少しほぐれた。でも、『絶対貧困…』が頭から離れない。忍者と呼ばれる下忍たちも絶対貧困の者たちであったろう、などと考えてしまうのだ。2017/07/09

そうたそ

32
★★☆☆☆ 司馬遼太郎さんの忍者ものを集めた短篇集。忍者ものといえば、山田風太郎氏が真っ先に思い浮かぶ。その点、司馬遼太郎が忍者ものを書くというイメージはあまりないので、意外ではあった。とはいえ、作品数はそれほどないとのこと。全体的に司馬さんの他の作品に比べると、やや面白味に欠ける気はした。やっぱり得意分野ではなかったのかな、と思う。「忍者四貫目の死」あたりは忍びの世界の奥深さを痛感させられる秀作だとは思うけれど。後は「伊賀者」が意外にもエンタメ色が強かったのが印象的。興味があれば読んでみるも良し。2014/08/21

としなり

22
和田作品「忍びの国」でもう少し忍者像を知りたくなり読んだ。「忍びの国」が熱い活劇描写であるのに対し、本書は忍者の孤独と陰影を静謐な描写で描き出している。服部半蔵の若い頃の逸話など、伝記に残る忍者たちで構成された短編集。良かったです。2017/10/07

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