出版社内容情報
司馬遼太郎が描く、戦国の忍者の闘いと心意気。
戦国大名がしのぎを削る乱世の裏側で、忍びの者たちは過酷な闘いを繰り広げていた。国民作家・司馬遼太郎が描く忍者短篇小説の傑作選!
戦国大名がしのぎを削った乱世の日本。武将たちが戦場で功名を上げる裏側で、忍びの者たちもまた熾烈な闘いを繰り広げていた!
▼本書は、司馬遼太郎が世に送り出した忍者小説五篇を収録したオリジナル編集の短篇集である。
▼みじめな生活から逃れるべく伊賀を抜けた若き下忍・猪ノ与次郎の予想外の運命を描いた「下請忍者」。
▼武田信玄が織田信長のもとに送り込んだ謎の忍者・知道軒道人に、伊賀忍者・蚊羅刹喜平次が立ち向かう「忍者四貫目の死」。
▼真言立川流や僧兵大名・筒井家に関わる闇の中で、上忍殺しの犯人探索に乗り出した梅ノ源蔵が兄弟
●下請忍者
●忍者四貫目の死
●伊賀者
●伊賀の四鬼
●最後の伊賀者
内容説明
戦国大名がしのぎを削った乱世の日本。その裏側で、忍びの者たちは熾烈な闘いを繰り広げていた―みじめな生活から逃れるべく伊賀を抜けた若き下忍の運命を描いた「下請忍者」、武田信玄が織田信長のもとに送り込んだ謎の忍者を取り上げた「忍者四貫目の死」、優れた術者二人が死力を尽くして対決する「伊賀の四鬼」等、司馬遼太郎が世に送り出した忍者小説五篇を収録した短篇集。文庫オリジナル。
著者等紹介
司馬遼太郎[シバリョウタロウ]
大正12年(1923)大阪生まれ。大阪外国語学校蒙古語科卒業。昭和35年(1960)『梟の城』により第42回直木賞受賞。以後、菊池寛賞、日本芸術院恩賜賞など数々の賞を受ける。平成3年(1991)文化功労者に顕彰され、平成5年(1993)に文化勲章受章。日本芸術院会員。平成8年(1996)2月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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優希
たいぱぱ
AICHAN
そうたそ
としなり