PHP文庫<br> 電通「鬼十則」―広告の鬼 吉田秀雄からのメッセージ

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PHP文庫
電通「鬼十則」―広告の鬼 吉田秀雄からのメッセージ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 218p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569666860
  • NDC分類 336.04
  • Cコード C0134

出版社内容情報

広告の鬼が遺した「鬼十則」を明快に読み解く。

広告の鬼と呼ばれ、電通中興の祖として知られる吉田秀雄。彼の遺した仕事の掟「鬼十則」をもとに、意識改革の極意をズバリ伝授する。

電通「鬼十則」――これはかつて「広告の鬼」と恐れられた電通四代目社長・吉田秀雄が遺した仕事の掟・十ヶ条である。

▼もともとこの十ヶ条は、昭和26年に電通社員に向けて作られたものだった。それが口コミでビジネスマンや企業に広がり、いまやあの有名なGE社のオフィスにも飾られるほど、多くの人に支持されてきている。

▼本書はその不朽のビジネスバイブルについて、広告戦略のプロが明快に解説したものである。“仕事は自ら「創る」可で 与えられる可ではない”“「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己を小さくする”“頭は常に「全廻転」 八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ”など、半世紀経た今でも色あせない原理・原則が凝縮されている。その上で著者はいう。「まず始めよう。行動を起こさない者には、失敗もないが、成功も100%起こらない」。

▼未知のビジネスにチャレンジする意欲が湧いてくる本!

●序章 いま、なぜ電通「鬼十則」なのか 
●第一章 電通「鬼十則」その一 ――仕事は自ら「創る」可(べ)きで与えられる可きではない 
●第二章 電通「鬼十則」その二 ――仕事とは 先手先手と「働き掛け」て行くことで 受け身でやるものではない 
●第三章 電通「鬼十則」その三 ――「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己れを小さくする 
●第四章 電通「鬼十則」その四 ――「難しい仕事」を狙え そして之(これ)を成し遂げる所に進歩がある 
●第五章 電通「鬼十則」その五 ――取り組んだら「放すな」 殺されても放すな 目的完遂までは 
●第六章 電通「鬼十則」その六 ――周囲を「引き摺(ず)り廻(まわ)せ」 引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る 
●第七章 電通「鬼十則」その七 ――「計画」を持て 長期の計画を持って居れば 忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生れる 
●第八章 電通「鬼十則」その八 ――「自信」を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらがない 
●第九章 電通「鬼十則」その九 ――頭は常に「全廻転」 八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ 
●第十章 電通「鬼十則」その十 ――「摩擦を怖れるな」 摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる 
●終章 宇宙には原理原則がある 

内容説明

「広告の鬼」と恐れられた電通四代目社長、吉田秀雄。彼が残した電通「鬼十則」は五十年以上を経た今でも、仕事の原理・原則を説いたバイブルとして多くの人に支持されている。本書は広告戦略のプロが、現代社会に照らし合わせて、そのメッセージを分かりやすく解説したものである。“「大きな仕事」と取り組め小さな仕事は己を小さくする”など成功のエッセンスを説いた、経営者・ビジネスマン必読の書。

目次

いま、なぜ電通「鬼十則」なのか
電通「鬼十則」その一 仕事は自ら「創る」可きで与えられる可きでない
電通「鬼十則」その二 仕事とは先手先手と「働き掛け」て行くことで受け身でやるものではない
電通「鬼十則」その三 「大きな仕事」と取り組め小さな仕事は己れを小さくする
電通「鬼十則」その四 「難しい仕事」を狙えそして之を成し遂げる所に進歩がある
電通「鬼十則」その五 取り組んだら「放すな」殺されても放すな目的完遂までは
電通「鬼十則」その六 周囲を「引き摺り回せ」引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に天地のひらきが出来る
電通「鬼十則」その七 「計画」を持て長期の計画を持って居れば忍耐と工夫とそして正しい努力と希望が生れる
電通「鬼十則」その八 「自信」を持て自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして厚味すらがない
電通「鬼十則」その九 頭は常に「全廻転」八方に気を配って一分の隙もあってはならぬサービスとはそのようなものだ
電通「鬼十則」その十
宇宙には原理原則がある

著者等紹介

植田正也[ウエダマサヤ]
1937年、静岡県佐倉生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒、読売広告社、日本デザインセンター、マドラなど広告会社、広告制作会社を経て1990年よりフリーランサー。クリエイティブ・ディレクション、広告コンサルティング、評論、講演、社員教育、執筆活動を行っている。現在早稲田大学ビジネススクール講師。特に海外の広告会社の経営戦略からクリエイティブエージェンシーの運営に研究の的を絞って、日本の広告会社はいかにあるべきかの提言を行っている。日本ペンクラブ会員、日本広告学会会員。受賞歴には東京コピーライター新人賞、朝日広告賞、毎日広告デザイン賞、日経広告賞、フジサンケイ広告大賞などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TATA

37
知り合いから譲り受けた一冊。労働問題が国中で取り上げられる中、諸悪の根源の扱いを受けた鬼十則。仕事上の規範としてはおかしなところはないけれど、精神論を尊ぶような語調に体育会的な気風を強く感じる。それだけでこの規範を否定する気はないが、「規範」が「戒律」になってなかったのかとは思う。2018/05/27

魚京童!

16
作者が電通ですらないっていう…。2018/01/14

nnnともろー

12
初版は2001年。「鬼十則」そのものは確かに正論。要は使い方。著者のように神格化した瞬間に視野狭窄に陥ることになる。ひいきの引き倒し。ある意味、あの痛まし事件の後だからこそ、反面教師として読む価値があるかも。2018/01/28

luther0801

12
著者の論旨に一部偏りも感じられたが、言っていることに間違いはない。「鬼十則」常に心に刻んでおきたいと思った。2013/04/20

nekoさん

11
時代遅れのビジネス本。電通の吉田社長と言う人はその時代では優秀な人だったのだろう。しかし、この本の筆者がダメ。過去の偉人の言葉の引用ばかり、全く響かない。実体験に基づかない言葉は迫力が無い。2023/12/07

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