PHP文庫<br> サギ師バスターズ

電子版価格
¥569
  • 電書あり

PHP文庫
サギ師バスターズ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569666433
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

仁義なきサギ師を懲らしめる痛快ユーモア小説。

名詐欺師として鳴らした喜多三平は、家族4人と「サギ師バスターズ」を結成。弱い者いじめの悪徳犯罪に鉄槌を下す! 痛快ユーモア小説。

大ベストセラー『ぼくらの七日間戦争』の著者による、ユーモア連作小説がPHP文庫で登場!

▼名詐欺師として鳴らした喜多三平が刑期を終えてシャバに戻ってくると、世には弱い者いじめの素人犯罪が蔓延していた。義憤を覚えた三平は、老妻の鈴と息子の竜馬・頼子夫婦、孫の博文と「サギ師バスターズ」を結成。プロの判断と悪の手口を逆手にとる巧妙なテクニックで、善良な人々をねらう仁義なき輩に鉄槌を下していく。

▼「リフォーム詐欺をやっつけろ!」「自殺サイトをやっつけろ!」「騙しの『チェーンメール』」など、メディアを騒がしている旬なテーマを取り上げながら、ライトノベルの名手である著者ならではのほのぼのとした味わいが心地よい物語に仕上がっている。悪人たちをやり込めるまでのテンポのいい展開もさりながら、三世代が一致団結して事にあたる“家族の絆”が微笑ましい。

▼PHPの月刊文庫「文蔵」連載小説をまとめた文庫オリジナル作品集。

●序章 罠(わな)師三平の帰還 
●第一話 リフォーム詐欺をやっつけろ! 
●第二話 自殺サイトをやっつけろ! 
●第三話 あなたに幸運が訪れます 
●第四話 ノストラダムスをやっつけろ! 
●第五話 命いただきます 
●第六話 騙しの「チェーンメール」 
●第七話 老人たちの饗宴

内容説明

名詐欺師として鳴らした喜多三平が刑期を終えてシャバに戻ると、世は弱者いじめの悪徳犯罪が蔓延していた。義憤を覚えた三平は、老妻の鈴、竜馬・頼子の息子夫婦、孫の博文らと「サギ師バスターズ」を結成。善良な人々を罠にはめようとする仁義なき輩に鉄槌を下す!痛快にしてユーモア満点、ペテン師ファミリーのほのぼのとした家族愛も読みどころのユニークな連作小説。

著者等紹介

宗田理[ソウダオサム]
1928年東京都生れ。37年~45年愛知県一色町に暮らす。その後東京に戻り、日本大学芸術学部卒業。シナリオ制作、編集者などを経て、79年作家としてデビュー。85年に刊行された『ぼくらの七日間戦争』(角川書店)は映画化され、中高生の圧倒的な人気を呼び大ベストセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

eucalmelon

3
軽〜く読めた本だった。会話が多い。だから、軽く読めるのかな・・・。 杉浦誠司が、よくわからなかった。いい奴だったのか、改心していい奴になったのか?2016/11/07

Humbaba

2
詐欺師.それは人を騙すことが生業である.その意味では,もはや仁義など無意味なのかもしれない.しかし,それでもやって良いことと良くないことがある.そして,良くないことをする人間を誰もさばけないのなら,自分の手で,騙してさばく.2012/05/14

つむじ

2
設定は面白いと思ったが、内容が浅い2011/05/31

いくおりん

1
宗田理さんと言えば『ぼくらシリーズ』が代表作だが、たまたま古本屋さんにこの本があり手に取った。ハッキリ言って、内容的にはモノ足らない。詐欺師の世直し版だが、結末がミエミエでネタの扱いもストレートなのでもうちょいと捻りが欲しい処だ。他の作品をと思わせる気があまり起こらないチョット残念な作品でした。2019/07/04

雪音

1
なんか、消化不良……。すとん、と落ちてこない。2011/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1075391
  • ご注意事項