PHP文庫<br> 天才科学者たちの奇跡―それは、小さな「気づき」から始まった

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PHP文庫
天才科学者たちの奇跡―それは、小さな「気づき」から始まった

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  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569663760
  • NDC分類 402.8
  • Cコード C0195

出版社内容情報

大発見に隠された天才たちの素顔に迫る一冊。

ガリレオ、パスカル、ニュートン……。天才たちは、いかにして大発見をなしえたのか。世紀の発見に隠された天才科学者たちの素顔に迫る。

「隠された原理を見出したい」「もっと深く真理を探究したい」……。科学者たちのそうした願いが、ときに信じられないような奇跡を呼び起こした。

▼「何かがおかしい」という直感を得て、何時間も揺れるシャンデリアを見続けたガリレオ。リンゴは落下するのに、なぜ月は落下しないのかという問いを、真剣に考え続けたニュートン。静電気というよくわからないものを、カエルの脚を使ってその存在を証明したガルバーニ。エンドウマメの遺伝には細かい法則があるのではないかという仮説を立て、それに挑み続けたメンデルなど、神秘の扉を押し開いた男たちは信じがたい努力と驚くべき執念でもって偉大な発見をなしえた。本書はそうした偉大な科学者たちが、小さな気づきをどのようにして独創的な着想に変え、世紀の大発見に結びつけたかを描いたヒューマンドラマである。

▼世紀の発見の裏側に隠された、天才科学者たちの意外な素顔が見えてくる本。

▼文庫書き下ろし。

●プロローグ われ発見せり―アルキメデス 
●第1章 揺れるシャンデリア―ガリレオ・ガリレイ 
●第2章 考える葦―ブレーズ・パスカル 
●第3章 リンゴの木の下で―アイザック・ニュートン 
●第4章 カエルの脚―ルイジ・ガルバーニ 
●第5章 小さな泡―ヘンリー・キャベンディッシュ 
●第6章 見習い職人から教授に―マイケル・ファラデー 
●第7章 新たな惑星の発見―ウィリアム・ハーシェル 
●第8章 早すぎた仮説―アメディオ・アボガドロ 
●第9章 不思議な周期律―ドミトリー・メンデレーエフ 
●第10章 修道院の庭にて―グレゴール・メンデル 
●第11章 2番目の悪魔―ジェームズ・マクスウェル 
●第12章 未来に向けて―アルバート・アインシュタイン

内容説明

「隠された原理を見出したい」「もっと深く真理を探究したい」。天才科学者たちのそうした願いが、ときに信じられないような奇跡を呼び起こした。本書は、偉大な科学者たちが奇跡と出会い、そこから真理を究めていくまでを描いた人間ドラマである。神秘の扉を押し開いた男たちは何を発見し、何を後世に残したのか。12人の男たちの信じがたい努力と独創的な着想・研究の軌跡を追う。

目次

われ発見せり―アルキメデス
揺れるシャンデリア―ガリレオ・ガリレイ
考える葦―ブレーズ・パスカル
リンゴの木の下で―アイザック・ニュートン
カエルの脚―ルイジ・ガルバーニ
小さな泡―ヘンリー・キャベンディッシュ
見習い職人から教授に―マイケル・ファラデー
新たな惑星の発見―ウィリアム・ハーシェル
早すぎた仮説―アメディオ・アボガドロ
不思議な周期律―ドミトリー・メンデレーエフ
修道院の庭にて―グレゴール・メンデル
2番目の悪魔―ジェームズ・マクスウェル
未来に向けて―アルバート・アインシュタイン

著者等紹介

三田誠広[ミタマサヒロ]
1948年(昭和23)、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1977年(昭和52)、『僕って何』で芥川賞受賞。日本文芸家協会常務理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Go_with_twill

0
考える葦としての営みを続ければ宇宙よりも高貴な存在に…その第一歩が些細な事でも気にかけることらしい。物理とか数学とか苦手だけど数式出てこないから読みやすかったー←2012/09/21

森閑書庫

0
筆者は芥川賞作家なだけあって、科学者の功績を難しい理屈を弄さずに説明している点は特筆に価する。2011/05/11

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